もしもピアノが
物語はイフで始まります──
私は空想少年でした
いつも何か、あれこれ思い浮かべていたものです。もしもこうなったら愉快だなぁ。
周囲の大人には「たら・ればなんてダメ」と叱られました。
現実を見なさい!
🗿 🗿 🗿
ところが私は大人を信用しておりません。
逆らいはしないものの、精神が縛られることはなかったように思うのです。
大人だって間違う!
見極めていたのかもしれません。
聞く耳は持つが、進むべき道は自分で決めて責任を取ればよい──
それで、空想少年のままでした。
🌈 🌈 🌈
私に残された時間はさらに、空想老人で在りたいと願っております。
幾つもの人生を味わう
この世は、そんな心境でおります私にとって空想の題材で満ち溢れているのです。
様々な出来事を色々な媒体で拝見する時間、妄想老人は異次元の世界へと漂い流れます。
🌸 🌸 🌸
時折り奇妙なことが起こるのです。曲を聴いておりましたら、不意に涙が溢れて──
懐かしいけれど、この曲が主題歌のドラマは見ておらず、思い入れがあるわけでもない。なのに、なぜか嗚咽が漏れてしまう。
背後で感じる世界?
頭の考えや感情の記憶とは違うのです。思考が辿りつけず、心も届かぬ場所を私の一部が感じているのでしょうか。
🔮 🔮 🔮
歳と共に思考は働かず、感情の記憶も定かではない。なのに、その奥で確かに何かが動いているのです──
ずっと、この正体を追い求めておりました。道術と出逢い、疑問は解消されたのです。
仙骨が発する中心感覚
意識も無意識も感情も、仙骨から響く感覚が元であると学びました。仙骨=中心が発する感覚なので中心感覚と呼びます。
🌿 🌿 🌿
道術の世界は端的に顕わせます。
そのままでよい──
良いこと悪いこと、楽しい時苦しい時、輝く光と漆黒の闇を、大差なく感じる世界です。
何もかもそのままでよいのです。
成功失敗や富裕貧困、健康病気と戦争平和、幸福不幸に希望絶望、それら全て等しく俯瞰して心地よいと感じる世界なのです。
🌉 🌉 🌉
もちろん成功は痛快で失敗は辛苦です。健康は快適で病気は不快です。
でも大差ありません。
死んでしまえば──
死は空想老人にとって眠りと同じです。
何があっても、取りあえず寝ちゃえば消えてなくなります。
📚 📚 📚
私の発信は全て物語です。
虚構なのか実話なのか、虚実綯い交ぜです。空想老人のイフに支えられております。
イフで済ませてしまう
一晩眠れば現実か空想か区別がつきません。
ただ、中心感覚の世界で何かが刻まれたことだけは確かなのです。
そういえば昨日、英語の授業でIF節を教えておりました。不意に尋ねます──
『電話でもしもし、英語でなんて言う』
「イフイフ」
(≧▽≦) (≧▽≦) (≧▽≦)
ではまた💚
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