【25卒】学情 採用動向調査レポート〜採用スケジュール・実施形式〜
就活生のみなさん、就活お疲れ様です。
採用担当Aです。
学情が”採用動向調査レポート”を発表しました。
今回は採用スケジュール・実施形式について見ていきましょう。
トピックス
▶ ES提出期限のピークは3月だが、2月以前が半数近くに
▶ 内々定出し開始のピークは3月 2月以前が4割、「超早期化」の様相
25卒も変わらず”早期化”です。
始まりが早くその分終わりが早ければいいですが、そうではないケースが多いように感じます。
また企業としては内定出しをした後のフォローの期間が長くなるため早期化=長期化となっています。
学生の皆さんも早期化により準備が進んでおらず、周りのペースに合わせる形で就活を始める方も少なくないのではないでしょうか。
周りは気にせずしっかりと自分のペースで就活を進めることが大切です。
採用に関するスケジュール・実施形式
企業セミナー
▶ 企業セミナー開始時期は3月が23.5%で最多だが、2月以前の開始が7割超に
企業セミナーの開始時期において、23.5 25卒では月別で広報解禁と同月の3月が最多で23.5%であったが、前年比で4.4ポイント減少している。
一方で、2月以前に開始する企業は前年比で7.6ポイント増加し、70.6%に達している。特に、「2023年10月以前」が前年比で3.9ポイント増加して22.4%となっている。
24卒において、企業セミナーの形式別の実施比率では、「対面:オンライン=0:10」(オンラインのみ)、「同=5:5」、「同=10:0」(対面のみ)が18%前後で並んでいた。
しかし、2024年卒では対面回帰が進んでいるが、今回のデータでは遠方の学生も参加できるオンラインのメリットが見直されており、オンラインの実施比率が増加している。
合同企業セミナー
▶ 合同企業セミナー「対面形式に参加予定」が4割に迫るが、「対面、オンラ[イ25ン卒両採方用」]も25.8%と定着
3月以降の合同企業セミナーにおいて、「対面形式のものへの参加を予定している」が前年比で3.2ポイント上回り、39.7%に達しており、4割に迫っている。
対面形式が脱コロナで復活した形であるが、「対面、オンライン両方に参加を予定」も25.8%で、両方の併用が定着していることがわかる。
エントリーシート
▶ ES提出期限のピークは3月だが、2月以前が半数近くに
学生にエントリーシート提出を求める企業は42.3%。
最初の提出期限のピークは3月で39.2%であり、前年比で3.6ポイント下回っている。
一方で、2月以前に提出期限を設ける企業は前年比で13.0ポイント増加し、47.9%に達している。
半数近い企業が広報解禁より前に提出を求めており、就活12ヶ月ルールの形骸化も進んでいるような印象がある。
エントリーシートの提出方法において、「Webで提出」が前年比で3.0ポイント増加し、92.3%に達し、過去最多となった。
一方で、「手書きのものを郵送」もなお14.6%が利用しており、手書きにこだわりを持つ企業も根強い傾向が見受けられる。
面接
▶ 選考開始のピークは3月だが、2月以前が急増し半数超
面接などの選考開始のピークは政府が要請する採用広報解禁月の3月で、30.9%。前年比で4.3ポイント減少している。
一方で、2月以前は前年比で13.7ポイント急増し、50.9%に達しており、選考の早期化が急速に進んでいる。
25卒において、面接の対面とオンラインの実施比率では、「対面:オンライン=10:0」(対面のみ)が前年を0.4ポイント上回り27.8%で最多。
「対面:オンライン=5:5」も3.5ポイント増の27.5%と迫り、ほぼ並んでいる。初期面接はオンライン、最終面接は対面といった「ハイブリッド型」が定番化している。
内々定出し
▶ 内々定出し開始のピークは3月 2月以前が4割、「超早期化」の様相
内々定出しの開始時期において、前年に続いて3月が21.9%で最多だが、2月以前の内々定出しが前年比で16.1ポイント増加して38.9%に達している。
4割以上の企業が2月以前に内々定を出し始めるなど、「超早期化」の傾向が強まっている。
内々定出しを終えたい時期は6月が最多の22.1%だが、7月以降に出し終えたいとする企業が合わせて56.4%に上り、人材獲得競争の激化の中で長期戦を見込む企業が多い。
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