【26卒】新卒採用スケジュール【学情】
就活生の皆さん、就活お疲れ様です。
採用担当Aです。
学情が26卒の新卒採用スケジュールを発表しているので見ていきましょう。
TOPICS
2026年卒の新卒採用スケジュールは、政府が定める採用活動の日程ルールに沿っているが、学生の動きは早期化の傾向にある。
2025年卒学生の動向から、2026年卒の学生の就職活動はさらに早期化すると予測される。具体的には、3年生の1月時点で4人に1人が内々定を保持し、4割弱の学生が大学1・2年生時から情報収集を開始している。
2026年卒学生の新卒採用スケジュールでは、3年生の4月~6月に情報収集が本格化し、7月~9月には夏のインターンシップに参加、10月~1月に選考開始、2月~3月に最終選考と内々定が行われる。
学生は3年生になると就職活動を本格的に開始し、夏のインターンシップやオープン・カンパニーを通じて企業と接触し、その後の選考に進む。
企業は早期から学生との接点を持ち、魅力的なインターンシッププログラムの提供やフォローアップを通じて優秀な人材の確保を目指すべき。
インターンシップやオープン・カンパニーへの参加が、学生の就職活動の動き出しを左右し、企業側もこの時期の動きが採用結果に大きく影響する。
採用計画は、早期化する学生の動きに合わせて柔軟に対応し、余裕を持った計画と早期化に乗り遅れない動き出しが重要。
2026年卒の学生の動きはさらに早期化の傾向
2025年卒学生の動向から、2026年卒学生の就職活動開始時期はさらに早まることが予想される。
主なポイントは二つ:
2025年卒業予定の学生の内々定状況: 3年生の1月時点で4人に1人が内々定を保持しており、これは株式会社学情が行う毎年の調査で3年連続増加している。
2023年卒の内々定率は14.6%、2024年卒は17.9%、2025年卒は25.0%と年々増加している。
就職活動のための情報収集開始時期: 4割弱の学生が大学1・2年生の頃から開始しており、2025年3月卒の大学生・大学院生を対象にした調査では、37.6%が大学3年生になる前から情報収集を開始している。
これらの点から、就職活動開始タイミングは年々早まり、2026年卒の学生においてはこの傾向がさらに強まることが予測されます。
約半数の学生が4年生になる前に内々定を獲得している現状を踏まえると、2026年卒の学生の就職活動は実質的に3年生に進級すると同時に始まると見られます。
2026年卒の新卒採用スケジュール(時期ごと)
3年生の4月~6月|情報収集が本格化
学生側
4割弱の学生が3年生になる前から企業情報やオープン・カンパニー&インターンシップの情報を調査開始。
4月~6月はインターンシップサイトがオープンし、エントリー可能になるため、情報収集が本格化。
5月頃には就職ガイダンスが開催され、夏季休暇中のインターンシップ参加目的で情報収集。
この時期からOB・OG訪問を開始する学生も存在。
企業側
夏のインターンシップ情報をこの時期に出すことが重要。
学業やアルバイトとの両立を考えたインターンシッププログラムの提供が求められる。
魅力的なプログラムを提供することで、学生との出会いを大切にする。
3年生の7月~9月|夏のインターンシップ参加
学生側
夏季休暇を利用して長期インターンシップへ参加、企業選びに注力。
オープン・カンパニーやインターンシップで得た情報を基に、興味を持った企業の選考準備を開始。
企業側
対面形式のインターンシップやセミナーを夏季休暇中に集中的に実施。
インターンシップ参加者に対して迅速な次のステップの案内とフォローを行う。
3年生の10月~1月|選考開始
学生側
3年生の12月時点で過半数が選考に参加、12月から最終選考を受け始める学生も。
選考を受けつつ、オープン・カンパニーや説明会にも積極的に参加。
企業側
冬のオープン・カンパニーやインターンシップを実施し、夏の参加者に対するフォローアップも実施。
オンライン形式のプログラム実施が増加し、学業との両立がしやすい。
3年生の2月、3月|最終選考と内々定
学生側
3年生の終わりまでに半数以上が内々定を受ける傾向にある。
内々定獲得率は毎年上昇している。
企業側
内々定出し開始のピークは3月だが、2月以前から着々と開始する企業も増加。
4年生になる直前の3月~|再始動、かつ、フォロー期間
学生側
3月1日からの採用広報活動解禁に伴い、活動量が再び増加。
3か月程度でエントリーシートの提出から選考、内々定出しまで終わる場合もある。
企業側: すでに内々定を出した学生のフォローと、新たに採用活動を行う企業がある。オンラインセミナーのメリットが見直される傾向にある。
まとめ
年々早期化が加速していますが、企業としてもどこよりも先に優秀な学生と接触したいと思い動き出しを早めております。
また、コロナ禍の反動もあり対面回帰が特徴として見られます。
オンラインよりも学生のことを見ることができますし、雰囲気を伝えるにはオンラインよりも対面のほうが有効だと感じております。
しかし、早期化・長期化・対面回帰で企業としても相当なマンパワーをかけて採用活動を行うことになり対応が難しいケースも出ております。
企業として採用を真剣に行っているので学生の皆さんもしっかりと自身の将来を見極める時間としましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?