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新卒ならブラック企業に行け

こんにちは。
まだまだ終わらない新卒24卒採用。

「売り手市場・買い手市場」とは、買い物(需要)より売り物(供給)が多く、買い手が売り手より有利な立場にある状態の市場であることを表したのを買い手市場といい、その逆が売り手市場。

不動産業務に関わる私たちも、この言葉はよく耳にする言葉ではありますが、採用市場においてもこの言葉はよく使われるものです。昨今では、買い手の企業よりも売り手の学生の方が優位な状況にある訳ですから、現在は売り手市場ということになります。

売り手市場に物事が動くと、売り手の気持ちを揺さぶり、競争優位に立とうとするあまりにいろいろな待遇の見直しが図られていく傾向が目立ってきます。

採用市場における最近の待遇見直しの傾向としてやはり多いのは、月額賃金のアップが目立ってきました。その他にも、有休数の増加や、年間で取得できる連休日数の増加などを挙げる会社も増えています。

これまで、学生面談の際には私は会社選びを条件で選ぶのではなく、環境で選ぶのがベスト!というように繰り返してきましたが、最近ではこれを言うのを止めました。

本質的な見極め方法としては、環境優位で会社選びをする方がやはり個人の発展にとっては大事!という気持ちは変わらないものの、ここまで世の中のセンターライン(価値基準)が著しく変化をしていく中においては、もはや条件も大事と言わざるを得ないのは、間違いがないからです。

しかしながら、これを引き換えに学生面談で多くに伝えようとしていることがあります。それは、「新卒ならブラック企業に行け」というものです。

ブラック企業とは何か?という定義が、会社の指示にも関わらず、残業や休日出勤が多くかつ、手当ても付かないという事であれば論外です。ただし、一生懸命に自分たちの責任に対し切磋琢磨し、自己成長やチームへの貢献のために人より多く、もっともっとと働こうと意欲を見せるのは至極自然なことであり、これが全く目の当たりにできないというような組織では、既に終わっているというのも正論であると言えるのだと思っています。

試合に出て、打席に立っている状態が仕事中だとしたら、筋トレや素振りの練習時間が時間外労働だというのが、非常に分かりやすい例えなのかもしれません。そんな見方をしてみると、ブラック企業の解釈もまた変わって見えるのではないでしょうか?

さて、ブラック企業について今日は書いてきましたが、冒頭にも書いてきました「待遇見直し」について、当社でも新たな優遇策が講じられることになりました。選考時にお話をしていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。


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