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数字で見るタイのミレニアム世代「ブーメランキッズ」傾向

親便りの子供たちが増えている?「ブーメランキッズ」

世界中、コロナをきっかけに収入が不安定になったミレニアル世代の大多数が親元に戻ってきており、このグループは「ブーメランキッズ」と呼ばれているそうです。

これはアメリカの話になりますが。
世論調査会社 Pollfish の最近の調査によると米国の若い世代の約 1,800 万人、または約 4 人に 1 人が両親と同居しているとのことです。

タイの若い世代はどのような状況なのでしょうか?

タイでは働きはじめたら親にお金を仕送りする文化がありますが、現在の状況はこのようになっています

「Health, Aging, and Retirement in Thailand (HART)」の調査によると

仕事をしていても親からお金をもらい続けている : 50%
親に仕送りをしているのは(お金を渡している): 35.41

年間いくら渡している?


親が子供に与えるお金:平均年間27,000バーツ(約99,360円)
子供たちが親に渡すお金:平均年間21,600バーツ(約79,104円)

ちなみに親と同居をしている場合は親からお金をもらっている率も高くなるとの結果が出ています。

タイの若い世代は家を買いたいと思っているのか?

DDpropertyの調査によると、2022年に不動産ウェブサイトで、タイのミレニアム世代の58%が

「家を購入する準備が金銭的にも状況的にもできていない」

という結果が出ているそうです。親の家に住み続ける主な理由としては、

親の世話をする必要があるため:49%
新しい場所に引っ越すために十分なお金がない:43%
既に親から家を引き継いでいる :22%

小さい子供がいる家庭の同居状況

「SES Panel(Socio-Economic Survey)による家計の経済・社会的状況調査によると0歳から5歳の子供がいる家庭はさらに同居傾向が強くなり、未婚者グループよりも32-34%増加傾向にあるとのことです。

元記事はこちら
https://www.bangkokbiznews.com/health/1056619

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