公立学校の世界へようこそ
2.小学校教師編
④やりがいについて
これについては、ずばり、自分が担当する子どもの、以前出来なかったことができるようになる瞬間に、自分自身が身近で立ち会えることだと考えます。
これは、教科指導においてもそうですし、人格形成においてもそうです。
ここで、人格形成について私自身、小学校教師として、一つ大事にしていた価値観があります。それは、
「思いやり」
です。
教育のICT化が進み、AIが導入される領域が増え、コロナで対面でのコミュニケーションが難しい今こそ、相手の立場になって考えるという「思いやり」がとても大切になってくるのではないかと考えます。
私自身、コロナが発生する前から、この「思いやり」については、口を酸っぱくして自分が担当した子どもたちに伝えてきました。
もちろん、他の価値観も大切ですし、毎週一回ある道徳の授業では、毎回、考えてもらう価値観というのがあり、他の価値観もたくさん指導してきました。
しかし、私の核としては「思いやり」の大切さという価値観であり、これを子どもたちに継続的に伝えてきました。
このように、自分が大切にしている価値観について、子どもたちに伝えることができるのも、小学校教師としてのやりがいかと感じました。
特に、小学生くらいですと、本当にスポンジのようにこちらが指導したこと、あるいは伝えたいことを吸収してくれるので、とても伝え甲斐があります。
ただ、注意すべきは、逆に言うと、間違った価値観、価値判断を伝えてしまったら、間違って吸収してしまうこともあるので、この点は伝える前に常に確認が必要です。
後、教科指導自体も私は好きでしたので、純粋に、授業内容や展開を考えることがやりがいにつながりました。
この点は、今、家庭教師をしていても、やはり自分の性に合っているなぁとつくづく感じますので、好きなことをしてお金を稼ぐことができていると幸せに感じます。
また、小学生に限らずですが、子どもは、心身ともに未熟がゆえに間違ったことをたくさんします。
その際に、どのように生徒指導するか、すなわち、導いていくかという点も教師としてはとても大事な仕事ですよね。(この点は、日本独特の考え方と言いますか、諸外国では、教師の仕事は教科指導のみというところが多いです。)
確かに、対応に時間がかかる事案は多いですが、それでも、間違いを犯してしまった子どもが少しずつクラスに馴染んでいったり、間違いが少なくなったり、また逆に、良い行動ができるようになったりすると、私自身、とてもうれしくなりました。
このやりがいを感じられるのは、まさに、教師の特権かと思います。
今の仕事をしていて思うのですが、なかなか、公教育以外の教育産業で、生徒指導の部分を担おうとすると、民間企業の性質上、難しいところがあるように思います。
ですので、生徒指導についても大変ですが、やりがいをとても感じられました。
それでは、本日はこの辺で👋
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