大きな作品を描いている途中で、それぞれ単体でも描いてみたくなり、並行して制作しました。こちらでは大作の方ではやらなかった多層で試みます。
東縁。
西縁。 どちらも掌に収まるサイズ感。
奥の層に入れる江戸時代の和磁石。
箔の反射の具合で、視覚的に現れたり消えたりするように調整しています。
「東縁乃龍(ひがしべりのりゅう)」
East edge dragon
「西縁乃龍(にしべりのりゅう)」
West edge dragon 嵌め込んで完成。どちらも斜めから見ると、より浮遊感が楽しめます。水生の小動物が泳いでいるような雰囲気になりました。
追記)2点とも個人蔵になりました。