古い羊皮紙を横断するウサギたち。 短夜#28 4 齋藤悠紀 2021年5月22日 00:27 この古い羊皮紙には、何か留めておいた跡のような細い二つの穴があったり、数字やメモのような断片が鉛筆で書かれています。朱色の線も元々入っていたものです。時間や空間を超え、絵の一部に。 「玄兎夜行」(Night Lines)70×140mm ガラス絵、 箔、古羊皮紙 ヨーロッパの古い羊皮紙(パーチメント)と、その上を横断する兎たちのガラス絵を組み合わせた作品。ガラス自体は一枚です。 羊皮紙(パーチメント)は、紙と書きつつも動物性の皮なので、それ自体の質感と色味、半透明感などが植物性の紙とはまた違う味わい。魅了されます。 取っ手。部分的に箔を使用しています。個人的に、数年前にイタリアで見た羊皮紙に描かれた写本も印象深かった。 自然光。羊皮紙の皺はあえてピンと張らずにそのまま活かしました。傾き、光の具合によって陰が落ち、作品の表情になっています。/5万円(税抜き) お問い合わせは福福堂まで。→ 有限会社福福堂 TEL 050-5305-1280 メール akikookamura@galleryuehara.com この記事が参加している募集 #私の作品紹介 105,200件 #オンライン展覧会 17,994件 #イラスト #絵 #私の作品紹介 #現代アート #オンライン展覧会 #アナログ絵 #兎 #鳥獣戯画 #羊皮紙 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート