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作詞60:re「素敵な一言を」

冷めたい風が吹いた
いつもの通り道から
誰かがまだ寒いと
ぼやいている天気模様
溶けた雪につまずいた
転ばない様に踏み締めた
ひび割れのアスファルト
久しぶりだね

これで何度目なのか
夜に混ざる冬景色
早く春が来ないかと
ぼやいてため息一つ
ガラス越しの欠片達
朝を迎えて窓を開けた
溶けて消えた欠片キラリ
春を感じた


穏やかな陽だまりが
二人に出来たなら
君と一緒に
春を過ごしたい
あるだけの願い事を
少しずつ 一つずつ
ゆっくり叶えていく
季節を過ごしたい


君と一緒に見つけた
ショップの棚に並んでいた
「可愛いね」とつぶやいた
小柄なミモザのピアス
つけたフリして笑ってた
その姿が愛しくて
特別な日ではないけど
君に贈りたい 


ありふれた言葉が
零れそうなら
素敵な一言を
君に伝えたい
軽やかに弾んだ
二人の心に
暖かな春風が
やさしく通り抜けた


すさぶく時も
さざめく時も
廻り来る季節を
共に送りたい


穏やかな陽だまりが
二人に出来たら
君と一緒に
春を過ごしたい
あるだけの願い事を
少しずつ 一つずつ
ゆっくり叶えていく
季節を過ごしたい

ありふれた言葉が
零れそうなら
素敵な一言を
君に伝えたい
軽やかに弾んだ
二人の心に
暖かな春風が
やさしく通り抜けた

サポートをして頂くと有頂天の気分になって、心躍る作品を作りたいと思います。