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GAFAの創業者たちに絶大な影響を与えた伝説のコーチ

こんにちわ。じゅんです。

今回は、今や世界でトップを走っている大企業、Google、Amazon、Facebook、Appleの創業者やその他多くの成功者に絶大な影響を与えた、シリコンバレーの伝説のコーチである“ビル•キャンベル”から学んでいきたいと思います。

その伝説のコーチ“ビル•キャンベル”について書いてあるのがこちらの書籍📕

では、いきましょう‼️

『1兆ドルコーチ』

この本はビル•キャンベルの伝記なんですね。

ビルがどんな人間で何を考えてコーチングをしていたのか。

その成功メソッドが「マネジメントスキル」「信頼関係」「チームの構築」「愛」の4つの側面から書かれています。

《マネジメントスキル》

•人が全て

ビルは最も大事なことを最初に教えてくれます。

どんな会社の成功を支えるのは「人」だということです。

優秀な人材は「支援」「敬意」「信頼関」を通じて作られた環境でこそ成功すると言っています。

あらゆるマネジャーの最優先課題は、部下の幸せと成功なんです。

これは部下じゃなくで、周りの友人とか仕事で協力している人でも当てはまることだと思います。

何をやるにしても成功は1人では成すことができません。

周りの支えがあってことあなたの成功があるのです。

•旅の報告から始める

ビルのミーティングをする時に個別でやる「1on1」と全体でやる「スタッフミーティング」の二つをつか分けています。

ビルがミーティングをやる時に大事にしていることが雑談です。

昔は、ビジネスの世界ではホウレンソウ(報告、連絡、相談)が大事されていました。

しかし、ビルはザッソウ(雑談、相談)を大事にしていたんです。

ビルはミーティングでスタッフが部屋に入り腰を落ち着けると、まず一人ひとりに週末何をしたのかを尋ねて、旅行帰りの人がいれば簡単に旅の話をしてもらっていました。

一見、仕事とは無意味に思えますが、これはビルが長年研究したコミュニケーション法の一環だったんです。

目的は二つ

①仕事以外の興味深い生活を持つ人間同士、お互いを知り合う

②全員が特定の職務の専門家や責任者としてだけで無く、人間として楽しんでミーティングに参加できるようにする

それにより、連帯感を生み出していたんです。
2013年の研究では、ミーティングにおいてメンバーの積極的な関与を促すには「適切なミーティングを行う」「全員に発言権を与える」「時間管理を徹底する」と言った要素が重要とあります。

•円卓の「背後」に控える

全ての意見を吸い上げ、意思決定プロセスを実行し、必要な場合は決定を下します。

たとえ決定に不満があっても、合意したことには全力で取り組まなくてはならない。それができないならチームではないとまでビルは言っていました。

《信頼関係》

「信頼」は最優先かつ最重要の価値観です。
最高のチームとは信頼から作られる「心理的安全性が最も高いチーム」のことを言います。

•正直で謙虚な人材

ビルは誰でもコーチングをするわけではありません。人を選んでコーチングをしていたそうです。

ビルがコーチングするには4つの条件があります。

正直さ
謙虚さ
諦めず努力を厭わない姿勢
常に学ぶ姿勢

この4つです。
この条件を満たした人に対して全力でコーチングをします。

やはり正直でちゃんとしてることが大事なんですね。

たしかに、自分が同じ立場だとしても、正直ではなく怠惰な人と一緒にやりたいとは思わないですもんね。

•フリーフォームリスニング(自由回答式)

相手に全神経を集中させ、耳を傾け、先回りせず、質問を通して問題の確信に迫る。

どの本にも書かれていますが、「傾聴」って大事ですね。

先読みをせず、前のめりで全身で話をきくことなんですね。

•「完全な素直さ」を身につける

フィードバックは徹底的に正直に素直に、できる限り早く与える。
ネガティブフィードバックは人の目がつかないところで考える。

・「すべきこと」を指図するな

物語を語り、自力で最適解にたどり着けるように導く。

人は物語を理解すれば、それ自身に置き換え、何をするべきかを悟る。心から納得させる。

・「勇気」の伝道師になる

相手の能力を相手が思っているよりさらに深く信頼する。そして、もっと勇敢になるようハッパをかける。

その人ができないと思っていても信じてあげる。

ビルはどんな人にも価値があると信じ、経験と才能を見抜く目で的確なアドバイスをした。

・「ありのままの自分」をさらけ出す

人はありのままの自分でいられるとき、そして全人格をかけて仕事をするときに最も良い仕事ができる。

表裏なく自分の本音をいう。嘘をつかないようにすることですね。

《チームの構成》

ここではチームの在り方や向き合い方について書かれています。

・問題そのものよりチームに取り組む

問題や機会に直面したら、最初のステップは適切なチームを適所に置く。その人の能力が発揮できる場所を用意する。

・「最大の問題」に切り込む

常に最も困難な問題に真っ先に対処する。

・リーダーは先陣に立て

物事がうまくいかなかったとき、リーダーは「誠意」「献身」「決断力」をもって取り組む。

本気でやって失敗するのはいい。中途半端はダメ!苦しい時こそ前に出る。

・人々の間の「小さなすきま」を埋める

耳を傾け、目を凝らし、理解やコミュニケーションのギャップを埋める。

亀裂が深くなる前に行き違いを指摘し、情報のギャップを埋め、間違いを正す行動をとる。

少しの隙間から亀裂が深くならないうちに問題を解決させる。

《愛(パワー・オブ・ラブ)》

偉大なチームを偉大たらしめることは「愛」

・やさしい組織

人を大切にする。仕事やプライベートなどすべてが合わさった「人」として扱う。一人ひとりを心から大切にする。

プライベートな生活について尋ね、家族を理解し、大変な時には駆けつける。

「5分の親切」
自分の持っている資源を人を助けるために使う。

人々を絆で結ぶ(コミュニティ)


この本からビル・キャンベルの生き方、人とのかかわり方を学ぶことができます。いかにして信頼を築いて、強いチームを作ってきたのか書かれています。

まずは周りの人に「調子どう?」と声をかけ雑談から会話を始めてみましょう。

では、また。


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