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「うまく、選べない」あなたへ。選択力を磨く4つのヒント

前回、「選択する力」を磨く重要性について書きました。

今回は、実践編。

日々の『ささやかチョイス』を積み重ね、『選択力』を磨く方法をご紹介します。

前回のnoteでも紹介しましたが、私の考える「良い選択」とは、「自分が心から納得できる選択」です。

何時に起きる、何を食べる、何を着る、何時に出かける・・・・

こんな、『ささやかチョイス』すら、ぬあー!どうしよう!??

と、意味もなく迷う時はありませんか?

今日は、そんな『ささやかチョイス』がうまくできない人向けのヒントをお伝えしていきます。


『ささやかチョイス』すら、できないのはなぜ

日々、そして人生は選択の連続。

でも、日々のささやかな選択すら、うまくできない時がある。

例えば、
「何食べたい?」
と聞かれ、

「なんでも良いよー」

「本当に?なにかないの?」

・・・あるかな?
・・・・・うーん、別にないかも。

「本当になんでも良いよー」(本当になんでもいいしな)

なんてこと、ありませんか?

正直かつ率直に言うと、「本当になんでも良い」、なんてことはありません

自分の心が分かっていないだけ、です。

「たかが食事、なんでも良いよ」と思うかもしれません。

でも、日々の選択がうまくできない人が、「人生の大きな選択」をうまくできるはずがない。

逆に言えば、日々の『ささやかチョイス』をうまくできれば、『人生のターニングポイント』の選択も、うまくできるのです。

『ささやかチョイス』すらできない先に待っているのは、何をしたいかわからない人生。

そんな苦悩にさようなら!いますぐ『選択する力』を磨きましょう。

私も、5年前までは、そうだった

偉そうに書きましたが、わたしも、5年前までは「選ぶ」ことがうまくできていませんでした

正確に言えば、社会人になってから、うまく選ぶことができなくなっていた。

日々の『ささやかチョイス』で言えば、
・何が食べたいか分からない
・着たい服が分からない
・赤と黒のバッグ、どちらを選ぶか2時間店頭で悩む
・週末、何がしたいのか分からない
こんな毎日でした。

すると、どんどん、『選択できない迷宮』に入ってしまいます
・趣味は?週末何しているの?と聞かれると、困る
・好きな人、求めるパートナー像が分からない
・自分が今後、何をして生きていきたいか分からない
・そもそも、何が好きかわからない

という状態でした。

その結果、好きでもないパートナーを選んでは、傷つき、やりたくないことに挑戦しては、途中で辞める、を繰り返しました。

振り返って、理由を考えてみると、思い当たる節があります。

・人の意見を重要視しすぎていた
・「〇〇すべき」。自分の心の声を、見て見ぬふりしていた
・「一般的には、コレ」。誰が決めたか分からない一般論に振り回されていた

この3つです。

どうでしょうか?あれ、なんか思い当たる節あるかも・・・?

そんな方は、ぜひこのまま進んでください。『選択できない迷宮』から抜け出す、具体的なヒントをお伝えします。

ひとつめのヒント


まずひとつめのヒント「何かしら、絶対選ぶ」をお伝えします。

日々のささやかな選択は、本当にささやかなので、「どっちでも良い」「はっきり言ったらどう思われるだろう」などと思ってしまうのですが、選択したところで、何も悪いことは起こりません。

この選択の積み重ねに、人生の選択がある、と思うことが重要です。選択は単なる「意思表示」にすぎないので、ただただ淡々とやればいいのです。

「何が食べたい?」と聞かれたら、「なんでも良いよ」は卒業する。

具体的に、「カレー!」などと選択してください。

自分で選ぶ、です。

もし、「はっきり言って、〇〇さんを困らせたら・・・?」という考えがよぎったら、2択にしてみる。

「カレーか、パスタ、どちらかが良いです。」

それすら難しければ、〇〇系を伝える。

「昨日はコッテリしたものを食べたので、そばなどのさっぱり系が良いです。」

もちろん、食べ物だけではありません。

着たい服も、行きたい場所も、自分で絶対選ぶ。

強めに言えば、『鬼滅の刃』の「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」を思い出すのもオススメ。

冨岡義勇が主人公・竈門炭治郎に向かって放った言葉ですよね。

自分はどうしたい?問いかけてみてください。

これが、まず、ひとつめのヒントです。

ふたつめのヒント



時間があればあるほど、悩んでしまいます。悩むと、より、選択できなくなってしまう。

これを打開するために、自分なりの「制限時間」を決めることが大事です。

例えば、レストランでなにのメニューを頼むか、迷いますよね。

でも、ものすごーく、決めるの早い人もいますよね。

メニューを決めるのが、はやい人、思い浮かびますか?

どんな人ですか?

ブレずに、自分の「これだ!」を大事にできるひとではないでしょうか。

自分の心で、10秒カウントして、メニューを急いでめくる。

10秒で、絶対に決める。

ぜひ、レストラン10秒チャレンジ、やってみてください。

食事以外でも、「Amazonや楽天で買い物するときは、15分と決める」など。

どんどん、早く、良い選択ができるようになりますよ。

みっつめのヒント


みっつめは、「他人軸を排除する」をお伝えします。

他人軸?よく聞くけど、簡単に排除できたら苦労しないですよね。

他人軸か否かを見つけるには、こんなワードに注目してみましょう。

書いていて、テンション下がるワードたち

などです。

これらのワード、よく使いますよね。社会人ならなおさらです。

名付けて、『他人軸ワード』

でも、この『他人軸ワード』を聞いて、心はワクワク、ウキウキしますか?

どちらかというと、心がザラッとしたり、重苦しくなります。

他人軸ワードが聞こえてきたら、「もうたくさん!」と思うようにしましょう。

でも、ここで要注意!

実は、このワードを発しているのは、あなたの心のかもしれません。

自分で自分自身に、こんなワード、投げかけていませんか?

この他人軸ワード、自分で使っていたら、それに気づくこと、そして卒業することが『選択力』を磨く重要なヒントです。

最後のヒント


「選択」というと、つい、重々しくなります。

お忘れかもしれないのですが、今、お伝えしているのは、日々の『ささやかチョイス』です。

今日食べるもの、着るもの・・・・特別な理由がなければ、「ぶっちゃけ、なんでも良い」んです

ですので、「選択」、「選択」、「せんたーく!」と、肩に力が入りがちな皆さん。

失敗したくないから、つい、肩に力が入りがち。

「選択」は単なる手段です。結果は、あとにならないと分からない。

その「選択」をワクワク、楽しめるようになることも、とても大事です。




今日は、「選択」を磨くヒントについて書きました。日々の「選択」の積み重ねが、やがて大きな選択をするときに、必ず役に立ちます。

ぜひ、やってみてください。

今後は、大きな決断に役立つヒントもお伝えする予定です。

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