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感性を磨く技法 宮本真巳先生

はじめまして。
さいとうクリニックで広報をしている、吉村です。
先日、デイケアプログラムである宮本真巳先生の「感性を磨く技法」に参加させていただいたら、目から鱗の発見があったので、ご紹介します。

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親友のA子と、3時に待ち合わせをした。
ところが、10分過ぎても、15分過ぎても、A子は来ない。連絡もない。

A子大丈夫かな?一大事かな?
ソワソワしながら待っていたら、約束の20分後、A子がケロッとした顔でやって来た。

A子「久しぶり!じゃあ行こうか!」

ええ???ごめんとか、遅刻の理由とか、何もなし???

でも、結局何も言えず、
その日は、遅刻されたこと、謝罪がなかったことが気になって、悲しくて、全然楽しくないまま解散。

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こんな時、あなたならどうしますか?

多くの人は
「ちょっとA子、遅刻した時って、謝るのがマナーなんじゃない?」
などと、自分が正しいであろう意見でもって批判したくなります。

しかし、宮本先生によると、そのコミュニケーションは多くの場合非効率的。

なぜなら、相手は自分の立場を脅かされ、カッとなって批判し返してくるからです。

じゃあどうするか?

できるなら、その場で相手に、感情を伝えるのが効果的だそうです。
感情は、シンプルに、短く伝えること。
そうすれば、相手に考えさせることができます。

例えば、
「私、ショックだった」とか「悲しい…」とか。

悲しい、って伝えると、相手は意外と嬉しかったりするそうです。
だって、悲しいって言われるってことは、それだけ自分に親しみを持っていて、期待があるってことだから。

だから、悲しいって言われれば、相手は立場を脅かされることなく、そのメッセージを受け止め、考えてくれます。

11/17(金)のプログラムでは、
宮本先生が40~50年以上前に発想を得てからブラッシュアップを重ねてきたワークシートを使い、
「最近、異和感を感じたこと」を分析。

8ステップの分析を行うと不思議なことに、異和感が解消されるだけではなく、新たな感情が沸き、これからどうしたいかクリアになるんです。

宮本先生の言葉は、一文一文書き起こせば本になるんじゃないかってくらい含蓄が深い。

12月は、以下の日に開催予定です。
感性を磨く技法
12月1日(金)13:30〜
12月8日(金)13:30〜
ぜひ、お越しくださいね。

さいとうクリニック広報/30分面接/演劇療法助手
吉村


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