入社1年を振り返り、ポジウィルが社会を大きく変えていける会社にするために今私にできること

頑張りたい、それだけの思いで入社した冬

初めて人生に絶望していたのが、2020年の冬だった。
もっと頑張りたいと思って入った2社目のアクセンチュアで、全く頑張れなくなった私は、
「転職してもうまくいかない自分はもうどこに行っても頑張れないんじゃないか」と思ったし、
もういっそのこと新潟に帰ってバイトでもしながら過ごそうかなとも思った 。

そもそも、こんなに勉強も部活も頑張ってきて、世間でいういい大学・いい会社に入って、それで幸せになれると思っていたのに、
その結果がこの人生か、って思ったときに私が生きてる意味や価値はあるのかなと本気で思っていた。

そんな中たまたまTwitterでポジウィルを知り、こんなにエネルギーがある会社が存在するのかと本当に一気に引き込まれたのを今でも覚えている。
発信される言葉、その裏にある思想というか哲学に引き込まれていったし、共感した。

自分自身がキャリア絶望期にいたこともあり、この社会を構成するのは一個人でしかないので、その個人が”良く生きる”ことが、世の中の社会課題を根本的に解決することにつながると痛感していたし、
その個人の認知変容・行動変容を支援しながら、キャリアを人生そのものと捉えて個人を支援していく、それをやっているのはポジウィルしかないと確信した時に、ネームバリューを捨て、20代で3社目を経験することに決断できた。

とはいえ、当時はスタートアップで働くということに関して、「忙しそう」「サークルみたいな感じで楽しそう」みたいな印象しかなく、しんどい・きついって言うけど、その本当の意味を知らなかったんだと今になって思う。

こんなことを言いながらも、正直入社した直後は
この社会を、とか、この業界を、という熱い気持ちがあったわけでもなく、
もっと言うと会社が、事業が、を考えて入社したかと言えば、そうじゃないとも思う。

もう一度頑張りたい、自分の可能性をもう一度信じたい、ただそれだけだった。

▼ポジウィル入社までの経緯はこちら。

走り続ける中で覚悟を決めた春

振り返れば、入社してからもその甘い考えは随所に出ていたと思う。
その都度メンバーに呼び出され、対話をした。
本気でぶつかってくるメンバーに、最初はびびったり、怖いなと思ったりもしたけど、
これがポジウィルという会社を体現することなんだなと身を持って知ったし、私が惹かれた思想と哲学はこのバリュー体現からできているものなんだと納得し、ポジウィルといえば私だと誇れるような行動をしていこうと決意できた。
そしてこんなに本気でやっているメンバーと走っていけることが、嬉しくもあり、ありがたくもあった。

そんな自分の甘さを痛感しながらも、会社にも慣れてきた時期に、広報PR専任から、事業サイドを経験することになった。
会社として事業拡大を進める中での役割転換だったが、このチャンスを与えてもらい、なんの疑いもなく飛びつけたことが、今になって思えば”スタートアップに適応できた”最初の出来事かもしれない。

厳しい研修期間を経て、カウンセラーとして相談にきていただく方向き合う中で、

ずっと親の期待に応えたいと頑張り続けてきた結果、自分の「〜したい」がわからなくなってしまったひと
いろんなことを否定され続けて、なにをするにも自分にはできないと踏み出せない人

あくまで一例ではあるが、私が生きてきた中では「ありえない」とすら思える事態が、今の日本では起きていることに、危機感と違和感と虚しさしかなかった。

相談にきてくださる方と毎日本気で向き合い、
これまでの人生やキャリアを棚卸し、この先どうしたいかを考える、時には心を鬼にして「あなたが変わらなければいけない部分ですよ」と、耳のいたいフィードバックをすることもある。
両者が本気で人生を考え、整理していく中で、現職に残るという決断をする人も多い。
そういうことを手触り感を持って体感できたことは、大きい。

これは広報経験だけではわからなかったと思うし、この事業を世に伝えていくことが、ミッションだと腹落ちもした。
そして何より、社会を、日本を、世界を変えていかなきゃいけないと本気で思った。

そしてPOSIWILL CAREERを受講し、より良く生きることを選び、行動していくPWSさん(※POSIWILL CAREERを受講いただいた方々)を見て、本気でこの事業が世の中を変えると確信した。

事業側を経験したことで、”サービスの価値に期待してもらい、それを届けること”の難しさと楽しさを知ったし、
とにかく私も目の前にきた仕事を結果に繋げていくことだけにフォーカスするようになった。
”右も左もわからないスタートアップという環境のなかで、それでもなんとかする”
それしか考えていなかった。

この時期に「ことに向かう」という意味を知った気がする。
誰に何を言われようと、進めるために必死だった。喧嘩もしたし、失敗もして怒られたりもしたけど、打席に立ち続けることで、改善し、伸ばしていける実感があった。
そしてそんなブルドーザーみたいな私に対して、(嫌だったかもしれないけど)嫌な顔せずに議論し、一緒に進めていってくれたメンバーには感謝しかない。

”大企業にはない、スタートアップ的な働き方を体験する”一方で、
考えながら動くことの難しさを痛感したのもこの時期で、
これまでは”ちゃんと考えて、上司に報告して、決済がおりて、準備して、実行する”という仕事の仕方をしてきたので、
最短最速で最大効果のある意思決定するために、考えを止めてはいけないけど走らなければいけない、というのは、大きなジレンマでもあった。
考えながら走ることは、まさに息切れするような疾走感でもあった。

気づけばチームを飛び越えて、いろんな領域の仕事を任せてもらえることが楽しかったし、
期待され、私もまわりに期待し、共に走っていくことが気持ちよかったし、この仲間とつくっていきたいと思えることが嬉しかった。

視座の低さに打ちのめされた夏

そして、社会人になって初めて、チームを任されることになった。
これまで数値を追ったこともなければ、マネジメント経験もない私が、事業側のチームを持つことなんて、本当に想像もつかない未来だったし、このチャンスがまわってきたことをありがたく思った。
この時期に株主の方や、外部のパートナーの方とお会いし、お話しする機会も増え、これだけ世の中に必要とされ期待されているこの事業は本物だと確信した。

マネジメントといえば聞こえはいいが、チームとしての結果を出し続ける重圧と、自分の視座の低さを突きつけられる毎日に、苦しんだ時期でもあった。

「自分の結果だけでなく、メンバーの結果にも責任を負うこと」
言葉にすると簡単だけど、考えてもわからない、やってみてもうまくいかない、何もかもが不明瞭な闇の中にいる感覚だった。
そして、それをよくわからないままにしてしまうことが、致命傷になることを痛感した。

この時期の私は、もう本当にジャイアンかと思うくらい毎日怒っていたと思うし、とにかくなんとかしなきゃいけない、それをメンバーにぶつける、という悪循環of悪循環みたいな感じで、本当に土下座したい。
それでも一緒に頑張り続けてくれて、支えてくれたメンバーに感謝しかない。本当にありがとう、当時はいえなかったので今全力で伝えている。

代表の言葉を借りると、
感情と事象、短期と中長期、抽象と具体、悲観と楽観、大胆さと繊細さ
この相反するふたつを行き来できずに、それでもなんとか一人でうまくやろうとしていたんだと思う。
そしてこれは今でも難しいし、修行中である。


そんな苦しい時期が続き、
「私が組織にいることが、会社の成長にストップをかけているのではないか」
と思ったときに、この大好きな会社と事業から抜けることを本気で考えた。

このとき初めて、”スタートアップで働く”ことの本当の意味を知った気がする。

いくら自分がこの事業と会社が大好きでも、社会から必要とされる会社にしていかなければいけないし、そのためのパフォーマンスが発揮できないのであれば意味がない。

そんな時、「自分がどうか、ではなくて、ポジウィルが業界を変えるゲームチェンジャーになるために、何が必要か考えたことがある?」と問いかけられたことが決定打だった。

結局私は自分のことしか考えていなかった、そのことに気づいたときは、ビンタされたような気分だった。

この社会にポジウィルが必要なことは明確で、
私がこの会社の中でどの役割でいようとも、事業と組織を伸ばしていくでしかない。

改めて腹を括ったのがこの時だった。
同時に、事業サイドから広報PR専任に戻ったのもこの時期で、また大きな配置転換を経験した。

本当に人生をかけてやりたいのかを考えた秋

波乱万丈の夏を超え、こんなにも辛くて苦しくて、それでもなぜポジウィルで頑張るという選択をし続けられるのか、を考えるようになった。

我々は「どう生きたいか?でキャリアをきめる」事業をしているのに、自分のなかでわだかまりがあってはいけない。

”長い人生を見据えた先に、今ポジウィルで頑張ることが最適解なのか、という決断ができるか”
冒頭記載したように、入社時にそこまで大きな覚悟を持っていなかった私にとって、ここを明確にしておくことは大きなテーマだった。

入社してからの出来事を振り返りながら、気づいたことがある。
これまで自分が、世間から見る良い大学・良い会社・良い人生と思われるレールを歩んでこれたのは、私のおかげではなかったということ。
その頑張りが正当に評価され、その努力をみとめ、応援してくれる家族や友人をはじめとするまわりのひとたちがいたということ。
そしてそれは、ポジウィルに入ってからも同じで、この組織で頑張らせてもらえていること自体に感謝している。

それと同時に、どんな環境にいても、どんな状況でも、誰か一人でも信じて、応援して、支援してくれるひとがいれば、救われるだろうとも思ったし、
そのパートナーみたいな会社でありたいと思ったし、
そんな社会をつくっていきたいとも思った。

そしてそれはポジウィルじゃなきゃ達成できないと心から思えたときに、
ポジウィル社員ではなく、”齋藤あい”の人生として考えたとしても、
いまポジウィルで頑張ることがベストだと納得し確信できたことは、ひとつの節目だったと思う。

そして本当にお腹いっぱいになるくらい、嬉しいも楽しいも、苦しいも悲しいも、いろんな経験を経て、広報PR専任に戻ったいま。
広報という役割として、はもちろん、
ポジウィルという会社が、事業が、社会にどんなインパクトを与えていけるのか、そのために自分のリソースをどう使っていくべきか、組織にどうエネルギーを与えていけるか、ということを常に考え、行動し、結果にしていく、その思いで日々取り組んでいる。

ポジウィルを知ってもらい、キャリアに迷う人の悩みを解決することが私のミッション

1年前、業界も職種も未経験のなかで、内定をいただけたことは、今振り返っても感謝しかない。
そして1年前の自分からは想像しえない経験をさせていただき、大きく成長させてもらったこと、
失敗ばかりの私を信じてくれて、チャンスを与えてもらっていることが、
本当にありがたいと思う。
全てが今の自分に繋がっていると思うし、何がなんでも、もっと大きな結果につなげていきたい。

未経験だった広報の役割でスタートアップに入り、事業サイドを経験し、広報専任に戻って来た今。
私にできることは、世の中のひとがキャリアについてどう考え、悩み、苦しんでいるかを、手触り感を持って話せること。
だからメディアやソーシャルのリレーションを通じて、
多くの人にポジウィルを知ってもらう、そしてこの事業を進めていく。
ポジウィルを”より社会的インパクトのある会社にするための広報”を目指して取り組んでいこうと思う。

社会を構成するのは一個人
その個人がより良く生きるために、なにができるか
その先にある日本を見たいし、もっと世界は変わる
それを本気で実現していけるのが、ポジウィルだと確信している

そしてなにより私は、代表である金井芽衣が好きだ、と思う。
360度誠実で、愛があって、本気で社会を変えようと進んでいく、その姿になんの疑いもなく、ついていきたいと思っている。

キャリアは人生そのもの。
個人が、主体的にキャリアを形成する
そして、持続的に意思決定し続けるために、必要な会社でありたいし、
そのために今私ができることを、必死にやっていきたいと心から思う。

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