【#098_研究メモ】強いトップチームが持つ特性とは？～レスタージュ et al.(2024) 経営幹部のチームワークを強化する方法：カギとなる特性を理解し、4つのステップで進める からの学び [前編]
経営陣（トップチーム）がどの様に機能するのか？ ということについて調べようかなと思い始めた矢先、Harvard Business Reviewの記事が流れてきました。セレンディピティと信じて、読んでみました（笑）
レスタージュ et al.(2024) 経営幹部のチームワークを強化する方法：カギとなる特性を理解し、4つのステップで進める
ベイン・アンド・カンパニーのみなさんが書かれた記事なので、研究論文ではないのですが、大規模調査から見出された知見のようです。
本記事の中では、トップチームの影響は組織全体に波及するとともに、トップチーム有効性を感じている経営陣は非常に少ないという結果を伝えています。
組織開発の考え方だと、組織はフラクタル（相似形）なので、トップチームの機能不全と同じ状況が、組織の下位のレイヤーでも、同じように出ているのだと思います。実にもったいないですね！
また、トップチームが機能しない要因としては・・・・
優れた個が集まっても、チームとしてパフォーマンスを出す練習をしない限り、なかなかうまく行きません。
Try ＆ Errorに加えて、Reflection（振り返り）をじっくりやり、”チーム認知”を高める必要があるのですね！
チーム認知については、こちらのnoteも参考になるかもです。
そして、6大陸・11の業界で何百ものチームを調査し、優れたトップチームに共通した5つの特性として、下記が挙げられていました。
項目としてはどれも重要性を感じられるところです。
これらの要素を充実させるために、どんな取り組みが必要になるのか？それはまた次回ですね！