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みなさま、はじめまして、齋藤真宏と申します。

私は2020年の3月末まで、法テラスという組織に属し、サラリーマン弁護士をしていたのですが、このたび、いろいろ思うところもありまして、サラリーマン弁護士を辞め、ミカン法律事務所に移籍しました。

移籍して、さぁ、頑張って仕事するぞ、と思っていた矢先のコロナ禍で正直困惑しておりますが、感染予防しつつ、リモートで仕事しつつ、出来ることから頑張っていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、突然ブログを書き始めたきっかけなのですが、これまで私は、弁護士なんだから間違ったことは書きたくないな、とか、どうせ書いても誰も読んでくれないし、とか、事件処理が忙しいとか、書かない言い訳を探していたわけです(書かない理由などほかにもいくらでもあります。)。

しかし、このコロナ禍で、世界が変わっていくなかで、私自身、変わっていかなければならないことを日々痛感するようになりました。

そこで、日々考えたことを形に残し頭を整理するため、ブログを書いてみることにしました。
常にチャレンジし続ける弁護士を標榜するためには、ブログくらいはやらねばとの思いもあります。
 
そして、実は、以前から書きたいことは山ほどあったのです。
(というより、中学~大学生くらいにかけていろいろ書きためたノートがあり、先日、リモートワーク部屋にすべく物置と化していた部屋を片付けていたところ、妻にそのノートの一部を発見され、あまりのイタさ、黒歴史ぶりに思わず目を背けてしまうほどでした)。

今でこそ、仕事に関係する実用書を読むことが多くなりましたが、以前の私は、大の文学青年でした。小説、純文学等の文芸書、哲学書に至るまで、かなりの量を読んできました。

もちろん、司法試験に受かるために法律書もたくさん読んだわけですが、トータルからしますと、中学生や高校生の時分に読んだ本の量のほうが、大学、大学院生時代に読んだ法律書の量を上回るであろうことは間違いないものと思われます。

人間は、頭の中で、言語で考えます。
そして、頭の中で無から有を作り出すことはできず、もとある考え方やアイデアを下敷きに、新しい考えやアイデアを産み出します。
そうすると、そうした過去の読書が、今の私を形作っており、私の考え方を規定し、アイデアを産み出す元となるものだと考えることもできます。

そこで、私の本棚を整理し、私の思考や思想をもう一度見つめ直す作業を、このブログで行っていきたいと考えました。

そんなわけで、「弁護士の本棚」と題しつつ、これまで読んだ本のブックレビュー+そこに私の解釈を付け加えたものを書いていきたいと思います。

時代が変わっても変わらない普遍の文学や、私自身の考え方に大きな影響を与えた本などをご紹介させて頂ければと思っておりますので、お付き合いいただけましたら幸いです。

事務所サイト
https://mikanlaw.jp/

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