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帰国後の就職活動。私が卒業を1年延ばした理由。

教養学部ヨーロッパ文化専攻2019年卒の清水はるかと申します。

食品の専門商社に入社して3年目になりました。

就活を振り返ってみましたので、就活中のみなさんの参考になれば幸いです。

〈目次〉
就活のターニングポイント
オリジナルの面接ノウハウ
おすすめのリフレッシュ方法

 就活のターニングポイント
卒業を1年間延ばす決断をしたことです。

4年生の夏まで交換留学をし、帰国後の8月頃から就活を始めました。
サムネイルの写真は留学先のドイツのコトブスという町の公園です。

当初は4年で卒業するつもりでしたが、ここだと思える企業を見つけられずにいました。

希望の業界や職種を明確に絞れていなかったのもあり、卒業を1年延ばして本格的にやり直すことに意味があるのか不安でした。

卒業前の1月まで悩みましたが、より多くの選択肢がある中から様々な企業を知り、人事や先輩方のお話を聞き、自分で経験した上で決めることで後悔のない就職になると考え、卒業を延ばすことにしました。(夏までに多くの企業の採用が終わっていることは留学前から分かっていましたが、留学は今しかできないと思い、様々な経験をして就職やその後の結果がついてくるようにしようと考え、留学を優先しました。)

4年生の夏に帰国する留学計画を立てている方もいると思いますが、8月以降でも募集の数は多く、年中採用をしている企業もあるので、希望によっては、その中で行きたい企業が見つかる可能性も十分あると思います。秋以降も納得のいくまで頑張る就活生は多く、時に選考で会った人と励まし合ったりもしました。正解はなく、自分が納得できること、後悔しないことが一番だと思います。


卒業を延ばすことを決断してからは、それまで卒業年が違うため対象外だったインターンシップや説明会にも参加できるようになり、手に入る情報も増えました。その点では、もう少し早い時期に決断できた方が良かったかも知れません。同じタイミングで留学した同級生には、5年で卒業することを留学前から決めている人もいました。5年目の前期は半年間休学にし、就活に専念することができたのも良かったです。

就活には様々なやり方があるので一概には言えませんが、私はこの決断をして良かったと思っています。

自分が魅力を感じる企業や職種もそうでないものも、より幅広く知ることができ、納得して絞り込むことができました。一部しか見えない状況では、自分の選択に自信を持てなかったと思います。

就活を再スタートしてから、本当に行きたいと思える企業を知り、そこに就職することができました。

卒業を延ばすことに抵抗があるかも知れませんが、気にする必要はないと思います。大学の在籍年数が多くても、年齢が異なっても、選考で気にされる様子は全くありませんでした。

社会人になると数年の差はほぼ感じません。先輩方にも、留学やその他で卒業を延ばしている方は多いです。自分だけの経験、選択が大切だと改めて感じます。

 オリジナルの面接ノウハウ
基本的なことですが、心を込めて話すことを心掛けました。

回数を重ねるうちに慣れたり、書いた文章を暗記したりすると、そんなつもりがなくても棒読みに聞こえてしまうことがあります。

頭に入っている言葉でも、伝えたいポイントを改めて意識したり、エピソードの記憶やその時の感情を思い浮かべたりしながら話すようにしました。

緊張しても、一生懸命相手に伝えよう!と意識すると自然な抑揚も着き、意欲も伝わりやすいのではないかと思います。

また、挨拶や自己紹介は特に、笑顔で話すようにしました。話の内容も大切ですが、人の印象は殆ど見た目で決まってしまうと知り、硬くなりすぎず明るい印象を残せたらと考えました。

 おすすめのリフレッシュ方法
一番は、友達と話すことで心が軽くなっていました。

就活の情報交換や不安の共有をしたり、就活のことを一時忘れて好きなことや楽しみなことの話をしたり、気楽に話せる相手の存在は大切でした。

他には、選考に行く先で少し散歩したり、美味しいものを探したりして楽しみを作っていました。

あと、これは就活が終わってから始めたことですが、文字を書く練習もおすすめです。お手本を見ながらボールペンや筆ペンで名前や住所を書いたり、カラーペンやマーカーでおしゃれなアルファベットを練習したり、集中して繰り返し書くことで、心も落ち着いてリフレッシュになります。裏紙にどんどん書いては捨てて、すっきりしています。いつの間にか上達して一石二鳥です。

学生の皆さんは早いうちから就職を見据えて、就活に役立つ勉強や経験をされていて本当にすごいなと思います。

一方、学生のうちに自分の好きなことや興味のあることに打ち込むことも大切で、採用担当はそこにもとても興味を持っていると思います。

ですので気負いすぎず、自分のペースで頑張って欲しいです。応援しています。

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