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毎日書き続けないと、〇〇に見放される。

本日2021年10月26日。
あっぱれな秋晴れのなか
午前中に小説の手直し
いたしまして。辞典たち
をちびちびとご拝読いた
しまして。ご依頼記事の
最終確認をさせていただ
きまして。ライティング
業務用のサイトに記載し
てもらう文章をかきかき書きました。

ここでひとコトだけ。
言わせてください。

書くのって楽しぃい!

どうしてこんなに
楽しいのでしょうか。
どうしたらこんなに
楽しくなるのでしょう。
とくに小説。小説に関して言えば、
苦悩に苦悩を二重塗りして
苦痛に苦痛の輪をかけたよう
ような時間があるにも関わらず
それでもやはり楽しい。
涙が出るほど楽しくて仕方がない。
そういう病でしょうか。

贅沢は申しません。

が、この愉悦を続けたい。記事もかきたい。広告コピーも書きたい。ブログも書きたい。日記も書きたい。なんでも書きたい。そしてやはり小説が書きたい。

どうか!わたしを!
どうか!小説家に!

(誰に願懸けているかとい
えばそれはもう、画面の前
のあなた様です。読者のみ
なさまがすべてですから。
結局のところ、どのような
文章を綴ろうとも、読み手
に喜んでもらえたり、誰か
の役に立てることが心から
嬉しいのです。こんなこと
は恥ずかしくて言えません
が。面白かったとか、つま
らなかったとか。感動した
とか、くたばれと思っただ
とか、そういう感想に一喜
一憂してたまにニタニタた
まにグズグズしています)

キーボード依存症とでも
いいましょうか?

一日たりともパソコンを手放
せません。ぽすぽすぽすとキ
ーボードを叩けない日が続く
ものならば、私は腐ってしま
うことでしょう。
ふにゃふにゃです。やる気ゼ
ロの寒天になってしまう。い
え、寒天にだって食物繊維カ
ルシウム鉄カリウムという栄
養素がある。それに寒天はう
まい。他の追随を許さない、
あの奇妙な触感。そんな有能
極まれりな寒天にこの自分を
例えてしまうなんて今さらな
がら罪悪感に苛まれそうだ。
余興が長すぎてごめんなさい。

本題です。

毎日書き続けないと、感覚に見放される。

についてのお話です。

「感覚」に見放される。ひじ
ょうに恐ろしい言葉です。感
覚に見放されるのです。考え
たことがおありですか?ちな
みに残念なわたしは頭をよぎ
った事すらありませんでした。

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そして
ついに
ある夜
わたしは
「感覚」に突き放されたのです。
「感覚」の恐ろしさを知りました。
(「感覚」=ここでは書く感覚をさします)

感覚に突き放された私はへんに
ねっとりとした汗をかきました。

どうして「感覚」は私を突き放したのか?

それは明白にて
単純にございます。

「毎日書く」ことを怠ったから
に他なりません。
先にも申し上
げました通り、わたくし猫目は
書くのが三度の飯より好きです。
落着きます。もはや軽く薬物で
あり、重く依存しております。

そんな私が書くのをやめた理由。
というよりも
書く時間を失った理由があります。

それは

一口にいって読書への没頭です。
読書の秋です。読書は良いこと
良い習慣に違いありません。

読書は、
楽しいものですから。
面白いものですから。
心身の躍動ですから。
思考能力が向上する。
想像力が豊かになる。
読書は、

とてもいいものです。

とつぜんですが、
森見登美彦大先生

先生は、どうしてそんなに
読者(私)を惹きつけるの
ですか。朝起きて寝そべっ
たまま、怠けて読書をして
バスの中
電車の中
横断歩道
つまりは通勤中にひたすら読書。
昼休みに給湯室で思わず本を開
いてしまい、そのまま読書。
帰宅ラッシュに紛れて読書。
帰宅して紅茶を沸かして
湯気と香りが消え去るまで読書。
紅茶をあきらめ、座布団に頬杖
をきめこんでの読書。夜中の三
時まで目を真赤にしながら真剣
に読書。森見登美彦偉大先生。
たいへん尊敬しております。

そんなこんなで
幸福の読書三昧
を送って早5日。

「感覚」は私のもとをサラリと
何食わぬ顔して去っていきまし
た。置き去りにされた私はただ
ただ内心震えあがり、手にへん
てこな汗ににぎり、残ったのは
奇妙な恐怖心と「感覚」を忘却
したという確固たる事実です。

どうしましょう。やはり凡人で
ある私は毎日毎日毎日毎日毎日
書き続けることに意味がある。
というよりも書き続けなければ
その感覚にすら簡単に見放され
る、ということを知りました。
感覚に見放されると、思うよ
うにうまく書けないばかりか
何を書いていたのか、そもそ
も自分はなにかモノになるも
のを書いていたのか。いや本
当に文字を綴っていたのかど
うか、すべてがあやふやにな
ってきて、とめどないぐるぐ
るとした思考へ眩暈を覚えて
一日中動悸が収まりません。
これは非常に恐ろしい事態で
あり、まずい事態です。この
教訓を有意義なものにしなく
ては、もはや何も進まない気
さえしてきます。ですので、
こうした不安定な気持ちをこ
の場をお借りして書き連ねて
いるわけにございます。

猫目はきょうも書き続けます。

こうして

書き続けることができるのは紛れ
もなく、あなたさまのお陰にござ
います。読んでもらえなきゃ意味
がない。が、書き続けなくては意
味がない。今はまだ修行中です。
書き続けます。読書もします。で
も書きます。バランスが大事です。
何事もバランスです。人生はバラ
ンスに支配されているようです。

また週末にお会いしましょう。その
ころには素晴らしいバランスを手に
感覚を呼び戻している、はずです。

本日もお付き合いいただき、
ありがとうございました。


追記
手にとったのは「恋文の技術」と
「タイマー」です。これで安心。
それでは、皆さま風邪にお気をつけてください。



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