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「そうだ 京都、行こう。」のキャッチコピーがこの上なく美しい

こんにちは。
キャッチコピー大好きな猫目です。
唐突ですが、
私はキャッチコピーに愛を感じています。

なぜ、そんなにコピーが好きなのか

それはコトバが・・・

心を動かしてくれるから。
胸にスッと入り込んできて
曲がりくねった変化球で
グサリと胸を刺してくる。

文字となって綴られた言葉が響く。
そして、ほんとに震える。

じわじわと。

つま先から、
頭のてっぺんまで熱が伝導する。
まず電気のようなものが走る。
それから
身体中がじんわり熱を帯びる。
瞼まで熱くなるものだから
電車などの公共機関で
心に響くキャッチコピーを
見つけてしまうとかなり危うい。
気を緩める涙が滲んでしまう。

「そうだ 京都、行こう。」のテレビCMの美しさ

とても有名なキャッチコピーです。
テレビCMで何度も見聞きしています。

毎回微妙に変わるBGMに
ほっこりします。

どの角度から切り取っても
美しいであろう京都の街。

春・夏・秋・冬の
季節を感じさせる
いくつもの散歩道。

俳優の長塚京三さんの
温かく重みのある声でのナレーション。

紡がれる言葉たち。

JR東海さんの「そうだ 京都、行こう。」
このキャッチコピー。
いつ見ても大好きです。

中学生の頃にたまたま見ていた
テレビの合間に流れていた
「そうだ 京都、行こう。」
のCMが目に留まったのがキッカケです。

2000年の春のテレビCMです。
今見ると、さらに感動する。
(そうだ 京都、行こう。【公式】より)


今、励ましを必要とする人がいたら、「がんばれ」、「元気出せ」なんて言うよりも、私なら「こういう場所に連れてきてあげたい」と思います。春が、こんなにもきっちり訪れる国で良かった。

思えば、これが、私と広告コピーの
出会いだったのかもしれない。

「そうだ 京都、行こう。」の20年 ウェッジ編

完全にJR東海さんの
「そうだ 京都、行こう。」
の虜となった私です。
書籍が手に入った時は
「これぞ宝物!」と抱きしめたものです。

全175ページ。
好きなだけ、美しい写真と言葉を
眺めていられるのです。
なんて贅沢で幸せなことなのでしょう。

「美しい景色は人がつくり上げるものです。
 この当たり前のことに一〇〇〇年たった今、
 ドキリとするのはどうしてだろう。」(2007年キャッチコピーより)

この本を覗くメリットはたくさんあります。
デメリットは1つだけです。
この本を開き始めると
どうしようもなく
京都へ行きたくなるところです。
つまり、お仕事どころじゃなくなります。(笑)

それでも
いざ京都へ行ってしまえば
やはりメリットへ変わるので
この本を開くデメリットは
総合して微塵もありません。

「そうだ 京都、行こう。」の20年。
この本を一冊持っているだけで、
いつでも京都を感じることができます。
ウェッジ編さん、素敵な本を、ありがとうございます。

ぼくも、つられて「そうだ、京都行こう。」

「そうだ 京都、行こう。」のCMを見返す。
「そうだ 京都、行こう。」の20年を開く。

すると

どんどん京都へ行きたくなる。
京都のあの狭くて薄暗い路地がすきだ。
タクシーに揺られている時間がすきだ。
立派なだけじゃなく美しい建物がすき。
歩くだけで楽しめる場所があるっていい。
鎌倉に住む人が言っていた。
「京都は永久に美しい」って。
鎌倉も十分美しい街なのに。

今は自粛中だから我慢だけど。
でも大丈夫。

京都は1200年、変わっていない。
この先何年だってあなたの訪れを
変わらない京都が待っていてくれる。
ふと思い立った時、
行けるようになったら私も、京都、行こう。

春、も夏も、秋も、冬も。
京都はいつでも美しい。
朝も昼も夕方も夜も、
ほんとにいつでも美しい。

「そうだ 京都、行こう。」と言えるその日まで、
私はたくさんの想いを京都へ馳せておこう。


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