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サノバスミスを飲んだ

今回、新たに2つのボトルが登場した。Geeks only 4, PICKERS' DELIGHT だ。今回から専用品種が使用されているということで期待していた。その味わいは素晴らしいの一言に尽きる。今まで味わったことのないサイダーで、イングリッシュサイダーやアメリカとも違う独自の、飲み手の想像を超えるインパクトがあった。

Son of the smith Hard Cider とは?

長野県内でそれぞれ家業を継承し、3代目・4代目としてリンゴ生産に特化した農業を営む専業農家がつくるハードサイダー。彼らの掲げるミッションとして「果樹生産者として、リンゴという種そのものの未知なる可能性に迫る」 「自分の子供達やその先の世代にもずっと愛される、日常的な食文化としてサイダーカルチャーを育む」 「最高の乾杯のための一杯を、この畑から、この手からお届けする」としている。会社名は株式会社サノバスミス。

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まずは、ギークスオンリー4から

いつもは糖度やら色やらを測定して記録して後々の参考にするのですが、今回は飲みた過ぎて忘れてました(笑)なので、主観的評価で行きます。サノバスミスといえば「振り切った酸味」の印象が強いのですが、こちらのギークスオンリー4も振り切っている。酸っぱうまいです!歴代のギークスは飲んだことがないのですが、グラス内の香りが、えもいわれぬ芳香でした。いろいろな香気成分が複雑に混ざり合っているんでしょうが、専用品種に特徴的な香りなのかなと推測している。色はこの後に紹介するピッカーズデライトよりは濃い色でSRM13、EBC26ぐらいでしょう。泡立ちはあまりなく上品な印象。味わいは、後を引く酸味が何度もリピートしたくなり、タンニンも感じられる。飲んだ後に鼻から抜ける香りも今まで味わったことがない芳香。ウメェ~。酵母は2種使用。

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ちなみに今回購入したのはグラスとのセット商品。これでハードサイダーを今まで以上に堪能することがでる!さっきチラッと覗いたら、グラスセットはソールドアウトしてました。

ピッカーズデライト

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もともとは生食品種りんごを活用した醸造としてスタートしたが、今回から醸造用品種が加わっている。ファースト・セカンドと積み重ね今回でシリーズ3作目。一番最初は麦汁を使用した発泡酒としてリリースされたが、前回から甘未果実酒として麦汁を使わずにリリース。ファーストから全部飲んでいますが今のが一番いい。毎回違う味わいなのに、過去の味わいを塗り替えるすごさ!こちらも心地よいタンニンが感じられます。やはり専用品種由来でしょうか。香りも今までにない感じ。このりんご由来の果実味がたまりません。グラス内の香りだけで陶酔しそう。スタイルはホップドサイダー。

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