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3児のママでも救急病院で活躍できる!看護師歴17年の彼女が済生会新潟県央基幹病院を選んだ理由とは?

こんにちは、済生会新潟県央基幹病院の広報担当です。 
 
今回は来年2024年3月に開院する県央基幹病院で働く予定の職員にインタビューしました。 
 
インタビューしたのは看護師の鈴木さん。今年の6月に転職で当院に入職されました。今は研修という形で済生会三条病院で働いています。 
 
鈴木さんは看護師歴17年、3児のママだそうです!子育てと両立しながら看護師の仕事をしています。 
 
鈴木さんが看護師になったきっかけや県央基幹病院を選んだ理由、普段のお仕事の様子や今後の病院への想いなど、いろいろとお聞きして来ました。 


「人の役に立つ仕事がしたい!」周りにすすめられて選んだ看護師への道

――鈴木さん、今日はよろしくお願いいたします。まず、鈴木さんが看護師になったきっかけを教えてください。 
 
はい、よろしくお願いします! 
 
私が「看護師になろう」と思ったのは高校の時です。「人の役に立つ仕事がしたい」と思って先生や親に相談したところ、「看護師はどうか?」とすすめられました。 
 
最初は周りに勧められて…という部分があったのですが、気づけば人生の半分くらい看護師をしています。 

――そこまで長く続けられているなんて、きっと看護師が向いていたのでしょうね。鈴木さんは新潟県のご出身ですが、大学は県外に行かれたんですよね? 
 
「看護師になるからには、しっかりと看護を学びたい」と思い、看護学科がある県外の4年生の大学へ進学しました。 
 
卒業後は「三次救急の総合病院(重症患者を対応する救急体制がある病院)で看護を学ぼう」と思い、そのまま県外の総合病院へ就職。

そのあと、新潟へ戻ることになり、新潟市内の単科病院(診療科が一つしかない病院)へUターン転職しました。 
 
――単科病院に勤めていたそうですが、そこからなぜ県央基幹病院へ転職されたのでしょうか? 
 
単科病院で5年ほど勤めていたのですが、「もう一度総合病院で働いて看護を学びたい!」と思ったからです。 

患者さんは一つの疾患だけでなく、いろいろな基礎疾患を持っています。単科病院でそれを感じ、患者さんを看護するには、一つの科だけではなくいろいろな分野の医療知識が必要だと考え始めました。 
 
いろいろな分野の知識を得るには、たくさんの診療科がある総合病院で働くのが一番。それで県央基幹病院へ転職しました。 
 
県央基幹病院は福利厚生が充実していましたから、そこも転職を決めたポイントですね。


済生会で働き始めて、疲労感が少なくなった!その理由とは?

――現在はどこの科にお勤めですか? 
 
産婦人科と内科の混合病棟で働いています。 
 
――実際に働いてみてどうでしたか? 
 
私は今まで産婦人科に関わることがなかったので、毎日が新しい発見です!直接のケアは助産師が行いますが、生まれたばかりの赤ちゃんへのお手伝いや産後すぐのお母さんのナースコールの対応をしています。 
 
――鈴木さんはお子さんが3人もいらっしゃいますし、子どもを産んだばかりのお母さんにとってはとても心強い存在だと思いますよ。普段の勤務はどうでしょうか?「看護師さんは忙しい」と思われがちですが、やっぱり忙しいのでしょうか。 
 
私たちの病院では、「ロング日勤」という勤務体系を採用してます。

朝の8::30〜21:30までの勤務なので、長いといえば長いですが…。その分夜勤の時間が短くなって疲労感が少なくなりました夜の時間がすごく楽になりましたね。 
 
――そうなんですね!昔に比べると、看護師さんの働き方も良くなって来ているんですね。 
 
はい、休みも続けてしっかり取れるようになりました。休日に子どもの予定を入れることができています。 
 
子どもがスポーツをやっているので、休日はその試合を見に行くのがとても楽しみです。 
 
平日に休みが入ると、一人でドライブや美味しいものを食べに行ってます。ちゃんとリフレッシュできる環境です。 

――お子さんは鈴木さんのお仕事についてどう思われていますか? 
 
私の仕事を理解して協力してくれるので、とても助かっています。「今日はママ、夜勤でいないよ」というと「わかった」と言ってくれますし、「ママ眠いから寝させてね」というと「うん、いいよ」と言ってくれます。


「子育て時期の看護師も働きやすい環境を作りたい」新しい病院への想い

――お子さんたち、とても協力的なんですね。 
 
はい、とても助かっています。でも、私は子どもの助けもあって看護師としてフルで働いていますが、子育て世代の看護師が大きな病院で働くのはまだまだ難しいと感じています。 
 
働いているとわかりますが、新人から20代後半ぐらいまでの看護師やベテランのスタッフは割と活躍していますが、子育て世代の看護師が少ないんです。仕事と子育ての両立が難しくて大きな病院から離れる、というパターンがとても多いんですよね。 
 
つまり中堅の看護師がいないんです。中堅の看護師がいないと、病院自体が強くならないと感じています。

看護業界は昔よりは変わっていますが、もっと働きやすい環境を作っていきたいと思っています。 
 
子どもが小さい間は一番両立が大変です。育児休暇を取得したり時短にしたりして、お互いフォローし合う気持ちを持って働けば、中堅スタッフも安心して働けるのではないかと思っています。

――看護師さんはまだまだ女性の方が多いですから、確かに子育てとの両立は大変ですよね。 
 
はい、今回新しく開設する県央基幹病院は県央地域でも珍しい急性期病院。地域の方はとても期待していると思うんです。 
 
看護師としても、いろいろな経験や知識をみんなで共有しながら良い看護を地域の方に提供していきたい。そのためには中堅スタッフを含めたいろいろな世代の看護師が働きやすい環境を作っていきたいと思っています。 
 
今の職場は明るいスタッフが多くて、とても温かい雰囲気です。私も入職したばかりの頃はシステムのやり方に慣れなくて戸惑ったこともあります。でも、周りのスタッフが忙しいのに声をかけて助けてくれました。 
 
そんな職場なので、ぜひみなさんにもチャレンジしてもらいたいですね。

看護師はとてもすばらしい仕事ですし。 
 
――看護師をされていて、何か印象に残っているエピソードなどはありますか? 
 
不慮の事故で首から下が動かなくなってしまった学生さんをケアしたことが印象的でしたね。 
 
患者さんも家族も事実を受け入れられなくて悩んでいて…。私たちも当時の医療チームで「どうやって患者さんや家族と接していけばいいか?」と日々話し合いながらケアしました。 
 
患者さんが不安な時は、夜に一時間ほど話を聞きながら一緒に過ごしたこともありました。
そして数年後にリハビリがうまくいき、その患者さんが自分で車いすに乗って会いに来てくれたんです! 
 
患者さんの元気な姿を見られてうれしかったですし、わざわざ私たちに会いに来てくれたことは一生忘れられない思い出です。 
 
――それは本当にうれしいですね! 
 
私は三次救急で働いていた時間が長いので、交通事故や山からの滑落など、多発外傷(複数の部分に重い損傷を受けている状態)の患者さんをたくさんケアして来ました。 
 
開放骨折(複雑骨折)の患者さんでは、手術を繰り返して、最初はベッドの上でしか過ごせなかった患者さんが歩いて会いに来てくれた時はとてもうれしかったです!

患者さんが元気になっていく!そのうれしさが整形外科看護の魅力だと思っています。 

・ ・ ・ 

 鈴木さん、今回はありがとうございました。 
 
3児のママだという鈴木さん。仕事に子育てに大変なはずなのに、笑顔で穏やかにインタビューを受けてくださっていたのが印象的でした。 
 
2024年3月開院予定の県央基幹病院ではスタッフを募集しています。 
 
地域のみなさまが安心して暮らしていける医療体制を一緒に作っていきませんか? 
 
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ採用情報をご覧ください。 
 
※済生会新潟県央基幹病院のリクルートサイトはこちら





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