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無欲の永住権

簡単に取れからラッキーじゃない 周りの目は 何を不正したかってことで 色々聞かれその都度、俺は 説明などでかなり疲れた また その当時 俺は アメリカ人の女性とルームメイトとして一緒に住んでおり 周りはあいつら偽装結婚だって言いまわる。人は噂が好き。
世間の批判 非難は もう連日のようにあった。皆が苦労して 弁護士に多額のお金を払って それでも取れるか取れないか わからない アメリカの永住権(グリーンカード) それをいともあっさり取ったものだから 大変だったけど。全くそこまで考えたこともなく 学生ビザが終えたら 日本に帰るって決めてた気持ちが 完全に消え失せた。そして 一緒に暮らしてる ルームメイトとは まるで 新婚さんみたいな生活をしていたが  アメリカ人女性は 賃貸料を半分払ってくれるし。俺の持っていない車を持ってるので 非常に都合よく 彼女も 俺がいることで 色々便利だった。そんな関係で 彼女にはボーイフレンドが居た。俺には居ないけど 彼女のボーイフレンドは 俺を理解してくれており、信用してくれていたので、助かった部分は多々ある。
そして 理学療法の仕事を行ってる中で 時々 虚しさが現れ 仕事を終えたあと 俺は コロラド大学の室内競技場で 一人 運動していた。まー簡単な陸上の練習で そのうちに試合でも出るかなって感じだった。そこには 俺が理学療法で仕事をお世話くださった フランク ショーターさんも練習しており 時々 声をかけてくださったりした。
そんなある日 コロラド大学の当時の監督が俺に声をかけてくれ、俺に何を思ったか、声をかけてきて、コロラド大学のコーチしないかって? 
なんじゃそれ???????
俺を何と思ってるのか こんな見知らぬ人間に しかし、思っても見ないことがまた そう この時 当時の監督は 真剣だったようで コロラド大学陸上部は 学内で弱小 そして リーグでは 常に最下位。短距離に至っては 毎年0点 そしてこんな弱小チームのコーチに来てくれる人がいないことが 俺に白羽の矢が向けられた 時期はちょうど夏 学生は誰もおらず 監督と簡単な会話をして コーチの仕事受けましょうってことで、簡単な口約束の合意 じゃー9月に会おうってことでその場は終わった。

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