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8月レッスン1回目:新曲レッスン開始

11月の発表会でバッハ無伴奏3番サラバンドを弾くことになった。今日が1回目のレッスンである。

弦楽器工房へ試奏に行った際、一緒に行った先生にあわよくばレッスンしてもらおうと思い、試奏のチェロで弾いたが、
「全然ダメ、聞くに耐えないレベル。出直してこい!」でthe end…。

それで、本来のレッスン日である今日revenge。

「うん、いいだろう。」
と言ってもらえてホッとする。

いつも思うのだが、私に対して音大生のレベルを求めるのはやめてほしい…私にそこまでの能力はない。


チェロはほかの弦楽器と比べて移弦が多い。
どの弦のどの場所を何の指で押さえるかは、色々やり方がある。

オーケストラで弾く時は、右手の弓のアップダウンは皆で揃えるが、左手の弦の押さえ方については、それぞれ好きなようにやっている。

しかし、レッスンは別。
楽譜にたまにどの指で押さえるか番号が書かれていることもあるが、基本、最適な指の位置を考えて弾く。その位置についても、先生に教わる。また、先生によっても考え方が違うようである。

実際、オケのトレーナーM先生と私の先生とではかなり違っていた。
私はモチロン長年教わっている先生のやり方のほうがしっくりくる。


今回も、今まで教わってきたことに基づいて弾いたのだが、先生は私が苦手とする弾き方もよくご存じ。

すかさず指摘を受ける。

例えば、下の音から“レ・ラ・ファ♯・ド”の重音。下の音から2音ずつで音を出すルールである。

C線G線でレ・ラを人差し指1本で、ファ♯をD線薬指、ドをA線中指で押さえて一緒に音を出す(実際弦楽器に触ったことがない方はイメージが難しいでしょう…説明も難しいです)。

苦手な重音の嵐…

人差し指・小指と違って、中指と薬指を別々にしかも素早く動かすのは、なかなか難しい。
さらに厄介なのが、この形が3度も登場する…

そこで私はレラを鳴らした後、ファ♯とドの組み合わせを2ポジションの位置で人差し指中指で素早く押さえるという方法を取ったが、先生はそれがダメだと言う。

理由は「音が安定しないから」。

仰るとおりである。
私の方法は言わば「ズル」だ。

指使いをキチンと練習しなさい、ということですね…(基本です😓)。

写真撮ってみた!本来の構えではないので角度が悪いけれども、この指の形のこと。

先生がお手本を見せてくれるが、なんでスムーズに動かせるのか謎である…とも言っていられない。そう出来るようにならなければ。

マジメに練習しよう…
(この後帰ってから2時間ばかり練習して、なんとか出来るようになりました)


最後に、先生に「モーツァルト交響曲第40番の楽譜(パート譜)」の件について聞いた。
あらかじめ LINEで問い合わせていた。

ウチのオケからもらった楽譜は、誰かの書き込みたくさんの、見にくいものだったからだ(休符の余白に「ジャカジャカダーン!」とか書いてある…)。

「うーん、持ってるけどねぇ…N響と読響と県外オケとウチのオケのスタンプが押されててね、印刷薄い上にコレより汚いよ。」

スタンプだらけ…😓

「僕のサインも入ってるけど。いる?」

先生のファンにでも売ったらいいんじゃないでしょうか。
私はいりません😑

先生の先生、T先生にも聞いてくれたそうで、そうしたら「ないなぁ。」と返事があったとのこと。

観念して、ネットで探そう…。

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