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#174 「私には無理…」とあきらめていませんか?今よりも豊かな音を出すためには?

皆さま、こんにちは!

今回のレッスンnoteのテーマは、

豊かな音・響きを出したい!

ということです。

だれでも豊かな響きは出せる?出せない?

音の個性は人それぞれだけど・・・

今回はいきなり自分の話をします。

私は中高生時代、大変に音が細く、本番後にも親や先生に

「きれいだったけど、音がひっそりしていたよ・・・」
「他の人に比べて、目立たなかった」

と、よく言われたものです・・・

本当に、よく言われていました。

大学に入った頃も、自分と大学院生の演奏を比べると本当に
まるで「大人と子ども」でした。

自分でもなんとかしたい気持ちはありましたが、

・私は大きな音が出ないんだ
・私はこのくらいの音しか出せないんだ
・あの人はすごいなぁ
・次の本番はもう少しがんばって良い音を出そう!

こんな程度の意識だったんですよね。

今から思えば

・音量よりも響きが大事ということ
・豊かな響きや立体感は、練習や意識で出せるということ
・どのくらいできるかはわからないけど、少なくとも「(当時の)今」よりはもっとできること、出せる音はあったということ

こういう意識や知識が少なかったなぁと思います。

今も、誰よりも分厚い音が出せるとか、目立ってゴージャスな演奏ができるタイプではありませんが、音楽の満足度、立体感、豊かな響きや説得力がもてるように、上がるように意識しています。


豊かな響きを出したいときに気をつけたいことをざっくり紹介!


ミニポイントをいくつかご紹介します!

そんなわけで、いまは、豊かな音、音楽を奏でられるようにいつも意識しています。

今日はミニ動画で箇条書き的ではありますが、そんなポイントをいくつかご紹介していきます。

まず、音の出し方について。

・楽器全体を響かせる意識
・体の各ポイントを連動させてたくさん使う

この2点は本当にサクッとお話しているのみで、過去動画のほうが詳しく紹介しています。たとえばこちらなど。

それから、曲の中の具体的ポイント。

・離鍵をゆっくりにして、減衰の程度をコントロールする
・重音のレガートなどで、違う音を出して立体感を出す
・分厚い和音を同時に素早く打鍵せずに、時間や重なりを意識
・スタッカートでも音を止めずに幅を持たせる
・小さい手の方へのミニアドバイス

このような内容でお話しています。

体格や骨格の違い、個性の違いなど、人によってもっている音はさまざまです。

体格の良いピアニストの方を見て、「あんな良い音出せないな〜〜」と思ってしまうことは、私もよくあります・・・

でも、今よりも少しずつでも、豊かに立体感のある音楽をめざしていくことは誰にでもできます!

そんなミニポイントをご紹介していきます。
10分の動画です。

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