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【AAA】『活動休止』について語る


こんばんは、Sairiです。


皆さんはAAAというグループをご存知ですか?

5人組男女混合パフォーマンスグループです。

一年前に良くないニュースもあったので世間的にはあまり良いイメージは無いかもしれません。

問題を起こした人がいたグループと認識されているかもしれません。

それでも、私はAAAが好きなんです。

私は今でこそ、色んなジャンルの色んな人の曲を聴きますが、音楽の原点はここにありました。




AAAは今年の1月に、2020年いっぱいをもって活動休止するという発表をしました。

ポジティブな意味での休止であり、事実上の解散でも無いとのこと。

元々本格的にソロ活動をしているグループで(たった一人で4大ドームツアーをやる程)、曲決めなどは”ソロだったらこっちだけどAAAとして歌うならこっち”という考え方をしてきていたので、バンドなどの解散理由にありがちな方向性の違い云々は無いと思っています。

AKBのように同じ目的でオーディションを受けた仲間でも、バンドのように自主的に集まったグループでも無い。出身も違えば、やりたい音楽の方向性も全く違う。事務所の中で寄せ集められて結成されたのでした。

目指すところは一緒でも、昔からずっとバラバラなグループだったんです。

AAAは今年の9月に15周年を迎えます。15年って、私の年齢と同じです。ものすごく長い時間。こんなにバラバラでも、いや、バラバラだからこそ、15年間もやってこられた。

そういうグループだから、正直「何で休止してしまうんだろう」と思ってしまう時があります。

でも、メンバーが中途半端な気持ちのままグループの活動をしてほしいか、というと、それは違います。(偉そうになってしまって申し訳ないですが)

もちろん自分の気持ちを大事にしてほしい。

なので私は休止という選択をした彼らを応援します。

けれど、本来だったら15周年のカウントダウンが嬉しいはずなのに、刻一刻と別れが近づいていることを感じて、寂しいです。





昨日の夜、AAAのLIVE映像を観ていました。

「AAA DOME TOUR 2019 +PLUS」という、一番最近のものです。

そこでパフォーマンスをするメンバーたちはみんな楽しそうで、幸せそうで、活動休止前だなんてとても思えなくて(休止についての話し合いは4年前くらいからすでに始まっていた)、皮肉にも、プロだなぁと思いました。

笑顔の裏にはファンには話せないような苦悩や葛藤をたくさん抱えているのでしょう。

メンバーが次々といなくなっていってしまったことにどう向き合っていったのか、曲の間奏で「AAAはまだ道の途中だ」と伝えてくれた時どんな気持ちだったのか、想像すると胸が苦しくなります。



活動休止って残酷ですよね。

100%戻ってくるという確信はないし、戻ってきたとしてもいつになるか全く分からない。

メンバーは全員30歳を超えているので(大体は今年で34)、結婚して落ち着いたら、というのも現実的にありえる。

そうなってくると何十年後かもしれないし、事故や病気でその頃自分がいない可能性だってある。

そうしたら、私にとってのAAAは2020年が最後の姿になってしまう訳です。やっぱりそれは寂しい。



でも、永遠なんてものは無いですもんね。

あと半年、しっかりと向き合っていこうと思います。

最初からAAAに出会っていなかったらこんなに寂しい思いも辛い思いもしなくて済んだと思いますが、それでも、出会えて良かったと心から思っています。



Sairi





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