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大人になってハマる地元のドブみたいな郷土料理

こんにちは。まずは簡単な自己紹介から・・・
長崎県南島原市のド田舎から上京して12年目のさいぽんです。30歳を迎えた今、Uターン移住を考えている看護師です。やっぱり私の体には田舎の血が流れているようです。Uターン移住に向けて着々と準備している中、考えたことや体験したことを徒然なるままに書いております。

今年の年末年始はいつもと違って、いつもの日常と変わらない感じで過ぎ去っていったさいぽんです。実家に帰省していた頃は親戚が集まって食事を囲んでワイワイしていたのが懐かしく感じます。

みんなが集まる時はよく郷土料理が出てくるんです。郷土料理って美味しいものがたくさんありますよね。私の大好きな郷土料理はほうとうです。スーパーのお弁当コーナーにあるとつい手に取ってしまいます。平たい面に味噌のスープが絡まって美味しいです。

さてさて、私の地元の長崎県南島原市にも郷土料理がいくつか存在します。その中でも、なんとも言えない食べ物があるので紹介します!

まず、名前から変です。

その名も…

イギリス

は?食べ物なのに国の名前かーい(笑)

名前からは全く想像がつきませんよね。

実物はというとこちらです↓

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イギリス感を全く感じません。イギリスって言うからカラフルでポップな感じの食べ物かと思ったりしますが地味な色してます(笑)

でも、これ、不思議な食べ物なんです。

このイギリスは私が物心ついた時からある食べ物です。お盆やお正月には必ずと言っていいほどテーブルに乗っていて、異様な存在を放っていました。

大人はうまいうまいと食べているんですけど、子どもの私にとっては全然美味しくないんです。

なんか、甘いようなしょっぱいよな苦いような変な味だったと思います。兄弟や同年代の従兄弟と「こんなまずかもん食えんよな。なんがおいしかとやろ。」と会話した覚えがあるくらいまずかったです(笑)

ただ、二十歳を超えて大人になった時に気づくんです。

何これ、めっちゃうまいやん。

大人になると味覚が変わるんですかんね。大体の大人がこのイギリスの美味しさに気づきます。

大学生の頃はビールが苦くて全然美味しくないやんと思っていたけど、歳を重ねてくるとビールめっちゃうまいってなる感覚と一緒なんですかね。

ここ3年以上、実家に帰っていないのでしばらくイギリスが恋しいです。

実は私が中学生の頃、イギリス作りの名人であるばぁちゃんからレシピと作り方を伝授してもらっています。まだばぁちゃんは元気ですけどね。

美味しく作るにはコツがいるようなので移住したらばぁちゃんと作ってみようと思います。

また移住の楽しみが増えてしまいました!

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