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10年先を考えたキャリア計画

長的思考に俺はなる!

今年の1-3月、自己啓発本をたくさん読んだ。
一番読んでよかったのはLong gameという本だ。

この本は本当に響いた。
いくつか響いたポイントを書き出してみる。
・今、忙しいのは自分が原因
・忙しくすることで自分に価値があることを感じている。
・このまま重要でないことで時間を埋めていると年取ったときに何も残らない。
・本当にやりたいことをするにはじっくり考える時間を作らないといけない。
・大きな目標も小さい課題に分解することで達成できる


なぜこの本が自分に響いたのか。
すこし振り返ってみよう。

2023年1月末、自分のキャリアに絶望していた。

2022年は自分の以外の周りの人のキャリアが大きく変化した年だった。
会社の同期、先輩が次々辞めて新しいキャリアを歩み始めた。
会社に残っている同期は管理職になって昇格していった。
奥さんも部署移動によってキャリアが大きく変わった。
一方で、自分は約10年同じ組織で働き続けていた。全く変化がなかった。
変化がなくても、少しずつ成果は出している。きっともうすぐ昇格できるのではと期待していた。しかしそれは甘い考えだった。

自分は企業の研究職である。研究は楽しい、この職業は自分に合っていると思う。10年間続けてきた研究テーマは成果が出始めており、組織の中でも期待されていると感じていた。しかし、2023年に発足した重要なプロジェクトのリーダーから漏れてしまった。これは昇格のチャンスを逃したとかんじ、挫折感を味わっていた。

直属の上司には度重なる指摘を受け、日々悩んでいた。役員の視点、部長の視点にたって考えろ。経営貢献を示せ、他社有意性、将来の大きい価値、具体的な研究のロードマップ、研究成果のマネタイズの具体を示せ・・・
自分の研究はこれらの指摘に十分に回答できていなかったようだ。だから大事なプロジェクトリーダーに選ばれなかった。もっと会社の求める研究とは何か、上司の求める研究はなにか、どんなことをすれば評価されるのだろうと考えた。

直属の上司の指摘に答えようとすればするほど、どんどん視野が狭くなっていった。今ある研究成果で最大の経営貢献を得るにはどうすればいいのか。最短で管理職になるにはどうすれば・・という短期的なゴールばかり着目してしまっていた。業務の評価がその人の価値を表す指標で、そこを最大化することが大事なんだという先入観にとらわれていたかもしれない。今思えば部分最適したアイデアばかりがでてきて、的外れのことをバカり言っていたように思う。

今の研究を延長していても、キャリア的にあまりよさそうな未来がないなと悩み、自己啓発本を漁りだした。そしてこの本を読んだ。
(ほかにもたくさん読んだからこれだけがきっかけではないとおもうが)
この本をきっかけに10年後どうなっていたいかということを考える時間をもつことにした。そのおかげで少しずつ考え方が前向きになってきた気がする。


「忙しくしているのは自分が原因だ」という言葉は本当に私のことだとおもった。
入社10年を超えたベテランゆえに、色んな雑用仕事がたくさん回ってくる。つねに3,4件の相談を抱えながら研究テーマをまわしていた。雑用に時間をとられて、本来進めるべき研究の進捗が芳しくないという状態だった。

ある日、たまたま予定がキャンセルになり、予定が全くない日ができた。
そこでこの本を読みながら自分のキャリアについて1日考えた。
10年後どんな人になっていたいのだろう。
どんな生活をしていたいのか。
人生でかなえたい大きな目標はないのか。
それを考えただけで、上司とのストレスフルなコミュニケーションを俯瞰的に考えられるようになった。
上司からの五月雨式にくる短期的な指示を自分の中で優先順位をつけてさばけるようになってきた。

今日も時間があったのでキャリアについて考える時間を取っている。
10年後に達成したいこと、まだ具体的なところまで描き切れてはいないが、すこしずつ形ができてきている気がする。

このnoteにどんなことを考えたのかをメモ的に残しておきたい。

まず、自分が仕事について大事にしていることを考えた。
小さい頃のことから振り返ったり、
今まで何に夢中になったかなーとか考えたりした結果、
わたしは「自分すごいじゃん」と実感したい人間である。

もっというと
自分すごいし、
自分が所属している組織すごいを実感したい人間のようだ。

あと小さいころから難しいこと、めんどくさいことは乗り越えてやるという発想でいろいろやってきた

この辺はたぶんドラゴンボールの亀仙人のところの修行などの影響がある気がする・・ハンターハンターでもグリードアイランドの修行してるところとかが好きである。

ということで
自分でできなかったことができるようになる体験によって
自分すげえを実感したい人間である

ふと思うと今の仕事も、何年もいろんな人がやってはうまくいかないというテーマであって、たぶん今自分が一番うまく結果を出せていると思っている。そういうテーマに燃えるタイプのようだ。

また、最近は子供にとって恥ずかしくない父親でいたいとも思う
なので子供が身近に感じられる部分でよい変化を起こしたいと思っている


自分の好きなことはわかった。次は得意なことは何か。
得意なことはアイデアを考えること
アイディエーションは困ったことがない。
もちろん毎回いいアイデアが出るわけではないが、
苦労に感じたことはない。そういう意味では得意なんだろうな。
考え続けることも苦ではない。
あとは何かを作ることが得意。

このへんをうまく意識しながら、10年後のありたい姿を考えたいと思う。










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