なぜ心の悩みを打ち明けると症状は軽減していくのか?
人それぞれ他人には言えないような心の悩みがあるのではないでしょうか?
家族だからこそ言えない悩みを抱えている人も多くいます。
もし、あなたの心の悩みを、信用できる人から打ち明けることができれば、あなたの悩み・症状は軽減していくことでしょう。
なぜ心の悩みを打ち明けられないのか?
打ち明けたことによって不利益が生じる場合もあるでしょう。
でも本質的には評価を気にしてしまうからです。
その評価は人格否定まで広がってしまうことがあります。
例えば、あがり症で悩んでいたとします。
他人が人前であがっている姿を見ても「あの人緊張しているなぁ」と思っても、その人自身を否定するわけではありません。
その人自身と、緊張すること、を分けているということです。
でも、いざ自分のことになると、人格をも否定されてしまうように思ってしまうのです。
「ダメな人間だと思われてしまう」
「仕事ができない人間だと思われてしまう」
確かに他人の失敗を笑うような人はいますが、あなたがそういう人間でないのであれば、自分にだけにそう思うことは、自分自身を傷つける行為だと気づいてください。
なぜ心の悩みを打ち明けると、悩み・症状は軽減するのか?
結論からいうと、打ち明けた人には隠す必要がなくなるからです。
その悩み・症状を隠そうとすると、相手に気づかれないために色んな方法で回避しようとします。
あがり症の人であれば、
・話をすぐに切り上げる
・自分の意見を言わない
・議論に参加しない
なんてことを、ついついやってしまいます。
気づかれないように嘘をついてしまうこともあるでしょう。
一つの嘘はまた新たな嘘を生みだし、自分で自分の首を絞める、なんて体験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
隠そうとすればするほど、悩み・症状に意識を向けることになり、自分では回避しているつもりでも、逆に維持・強化してしまうものなのです。
セラピーでは、「悩み・症状を信用できる人から打ち明けてみましょう」と提案することがあります。
吃音で悩んでいる人には、特に効果的だと思います。
【吃音】
言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。非流暢発話状態のひとつ。
・音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」
・引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」
・ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」
上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています
吃音には、幼児期から始まる発達性吃音と、発達性吃音のなかった人に脳の疾病や精神的・心理的な問題によって引き起こる獲得性吃音があります。
※当心療所では、心理的な要因での対応となります
心理的な要因の場合、「周りに知られたくない」という気持ちが強くなると
・うまく話そう
・なんとか誤魔化そう
と思ってしまいまうものです。
周りに気づかれないようにしようと思えば思うほど余計に言葉が詰まってしまう、これが人間の思考の罠でもあるのです。
そこで、信用ができる人から一人ずつでも打ち明けていくことは、一つの解決方法なのです。
知られたくない⇒知られている
隠す必要がないのですから、これまでの「知られたくない」を手放すことができ、気持ちが楽になっていきます。
そうすることで、心理的な要因で起こっていた症状は少しずつでも軽減していくことでしょう。
心の悩みは思考が生み出すものです。
回避しようとすると維持・強化してしまい、受け入れると手放していきます。
受け入れの一つの方法が、心の悩み・症状を打ち明けていくことなのです。
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