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歳を重ねるからこそ、得られる美しさとは。

日曜日、本を読んでいて、とても素敵な詩に出逢いました。
絶対、私以外のたくさんの人にも知ってもらいたいと思いました。

それは「時を超えた美しさの秘密」という詩です。
この詩はアメリカの詩人、サム.レヴェンソンが孫娘に贈ったもので、
オードリーヘップバーンがこよなく愛した詩だと言われています。

歳を重ねた姿を、彼女は「昔の自分よりも好き」と言ったそうなのですが、ただただ歳をとるのではなく、どのように生きて来たかで、美しさは作られるのですね

美しい唇をもつためには、優しい言葉を話すこと。
愛らしい瞳をもつためには、他者の美点を見出すこと。

スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
豊かな髪であるためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらいなさい。
美しい身のこなしのためには、
決して自分ひとりで歩いているのではないと知ることです。

物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、
失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、
何度でも再出発することができます。
誰も決して見捨ててはいけません。
人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に
助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。

歳を重ねると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
ひとつの手は、自分自身を助けるため、
もうひとつの手は他者を助けるために。

女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、
その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。

女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。
そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。

女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、
その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、
その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。

時を超えた美しさの秘密
サム レヴェンソン

この詩は、レヴェンソンが孫娘に贈った詩のため、女性の美しさとありますが、性別問わず、歳を重ねた時に、一人の人間として愛情溢れる強い瞳でいたいものです。

そして特に私の心に響いたのは、次の言葉です。

『歳を重ねると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
ひとつの手は、自分自身を助けるため、
もうひとつの手は他者を助けるために。』

この言葉は、これからの私の生き方の指針として強く胸に刻もう、と思いました。そして、こんな風に思いました。
いま生きている人達みんなで、美しく歳を重ねていきたい。
そして、次の世代の人達にも、美しく生きる事を受け継いで欲しい、と。

結構、真面目です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪


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亡父の詩集を改めて本にしてあげたいと思って色々やっています。楽しみながら、でも、私の活動が誰かの役に立つものでありたいと願って日々、奮闘しています。