妊娠してからじゃ間に合わない。妊活前に今すぐ知ってほしいこと
妊娠、するまで知らないこと多すぎ問題
前回、物理的(数字的)おどろき編を公開して一定の反応をいただいたので続編です。
▼前回のおどろき
今回は「身体的」おどろき編。
前回よりもさらに具体的な「何で誰も教えてくれなかったの?」もとい「先に知っておきたかった」度の高い内容になります。
一方で、より実体験に則した話になるので、おもしろいというより注意喚起&センシティブな話が多くなります。
現在6ヶ月23週。今まさに元気に動いている我が子ですが、まだどうなるかわからないのが妊娠です。
不安を煽るような書き方になっているかもしれないので、これから子どもを検討されている方向けです。
同世代にできるだけ分かりやすく、早く伝えたいので、今このタイミングで「自分の心の感想のままのことばで」書くことを選択しました。
限りなく生暖かい目で見守っていただけますと幸いです。
1.アラサーに小児ワクチンの面影はない
毎年大流行!と騒がれるインフルエンザに比べて、あまり馴染みのない麻疹・風疹。よりによって2018年大流行となりました。
これの何が怖いって、免疫があるかどうかよくわかんないってことなんですよ。
だいたい生まれてすぐワクチン接種を受けてはいるものの、その抗体価持続期間は20〜30年らしいです。
あれ、私いくつだっけ。※30歳です
なので子どもの頃かかったことのないお友だちは、みんな抗体などないと思った方が無難です。
でもまあ、「普段風邪引かないし、インフルエンザにも滅多にならないし自分は大丈夫でしょ」と思いたいですよね。
2.「自分が我慢すればいい」?
自分は大丈夫、ええまあそうですわ。
妊娠後の健診項目にある抗体検査で、完全に抗体ゼロ(震え)だった私も今のところ(今のところ)症状は出ていません。
「よくわかんないけど、熱とブツブツ出るのかな?」
「薬は飲めないから確かに死ぬほど辛いのかもしれないけど、まあなったらなったで頑張るわ」
「っていうか、もう妊娠しちゃったから予防接種受けられないし」
3.妊娠1ヶ月で感染すると、赤ちゃんの50%が“先天性風疹症候群”を発症
するそうです。
その後週数が経つにつれ確率は下がっていきますが、妊娠20週頃までは安心できないとのこと。
え、50%ってめちゃくちゃ高くないですか???高過ぎない??レベルデザインミスってない???
麻疹も風疹もインフルエンザも、自分がかかっても我慢すればいいとか考えていた私、殴りたい。
知らないって怖い。
お母さんに感染の自覚症状がなくても、感染してしまった赤ちゃんは難聴、心疾患、白内障、などなどの発達障がいをもって生まれる可能性があるんだとか。
え、ほぼ100%防ぐ方法があるのに、何をまあいけるか、とか思ってたの?
恥ずかしい。こんなお母さんでごめん(妊娠初期メンタル不安定)。
(参考:https://www.tsurukawadai.jp/column/20180902)
4.妊婦の身体、わざと免疫力下げる問題
子ども欲しいなとちょっとでも思ったら、まずなによりも、予防接種!
子どもはいつやって来てくれるか、わからないから。
そして、心の底から父さんも予防接種頼む。
本当に知らなかったしなんで誰も教えてくれなったのか謎なんですけど、
妊婦は圧倒的に免疫力が下がる。
「そりゃお腹で人間ひとり作ってたら身体の機能持ってかれるよな〜?ご飯食べ過ぎると眠くなるニュアンス??」
と思っていたら、かかりつけの先生が
「人間の身体はすごくて、赤ちゃんですら“異物”と認めてしまうと、体外に排出しようとしてしまうから、そういう機能止めちゃうのよ」※記憶
まだ排出されたら、困ります……!
ということで、ウィルスやら細菌やらアレルゲンやらの類にめっぽう弱くなるようです。
病原菌(大意)と戦って勝てる戦闘力だと、赤ちゃんも追い出してしまうんだとか。
(なので妊婦、野菜以外非加熱のものはチーズすら食べないほうがよい)
なのでもう一度……
心の底から父さん(男性)も予防接種頼む!!
そばにいるだけで、大げさでなく危ない。
5.まずは、リスクを知ろう
インフルエンザも職場ストレスもそうだけど、お母さんの心身が辛いってことはダイレクトに赤ちゃんも辛いというか命に関わるって認識しよう。
奥さんを大事にね!という言葉遊びでも、女の人は大変なんだ!という誇張でもない。
赤ちゃんが1番大切。
それだけである。
本当に、早く知りたかった。
知らない自分を、なんならちょっとくらいは耳にしていたはずなのに、よく調べなかった自分を責めた。
これから妊活!まではいかないまでも、子どもがほしいなと思っている人はみんな予防接種受けてほしいな、と思ったのでした。
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