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2. 未来を切り開く✨

この投稿は私達がYou Tubeチャンネル👉セーリング風神を立ち上げるまでの旅の記録である。

2017年3月、とうとうビジタービザの期限が間近に迫ろうとしてた時、私は日本へ帰国する事を決断した。(延長する事も当初は考えていたのだけど、更新する為には1年間の纏ったお金がないと無理+書類に関してはフランスで更新すれば最初の手続きに比べると簡単らしい?が纏ったお金を用意するのも…と考え帰国する選択をした)

1年のフランス滞在は、まだまだ知らない事ばかりなのもあり、新鮮で楽しいと思える時間だった。(この頃になると、ホームシック的な気持ちは無くなっていた)

何よりフェフェのママ(パパは他界している)や、兄弟に初めてお会い出来たのは嬉しかった。

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から、帰国するのが本当に辛かった。し、フェフェとまた遠距離になる…と考えただけで寂しくなった。

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帰国する前、私達は「これから」についてを話し合う。

フェフェは言う。「もし遠距離が続くようなら僕達は何れ終わりが来ると思う」と。

誰も未来の事なんて解らないから、不安な気持ちはお互いにあった。

でも、ヨーロッパはシェンゲン協定があるから、ビザが無ければ90日の滞在しか出来ない。(なので日本⇔フランス間への入出国は1年のうちトータルで180日しか滞在出来ない)


かと言って「PACS(パックス)」と言って「同性または異性の成人2名による、共同生活を結ぶために締結される契約」と言うのがあるけど、要は「事実婚」という簡単な書類を裁判所に提出すれば、「夫婦」として認められる権限がある。(フランスはキリスト教なのもあって、「結婚」と「事実婚」があるけど正式に結婚するとなると、かなり厳しい審査と書類各種等で膨大な労力と時間を使うのよね💦)

が、まだその頃はフェフェは元奥さんと離婚調停中なのもあって出来ない。

「さて、どうしたもんだろう?」と悩んで考えて…答えが出ないまま、刻一刻と私の帰国日が近付いていた。

2人の未来

ある日フェフェが切り出した。「そうだ!カリブ海へ行こう!」

・・・(゜o゜;ワッツ???

「そうだ!京都へ行こう」って昔のJRのCMを思い出す・・・

が!意味不明だった。「ナゼカリブ海?」「今の状況に頭でも可笑しくなったのか?」等を思ってしまう位、突然過ぎる提案に本当に「気でも狂ったか?」と思ってしまった(笑)

でも、フェフェは本気で言っていた。

カリブ海には、幾つかのフランス領がある+シェンゲンがないから日本やフランスのパスポートだけで渡り行く事が出来ると。

2人で生きる道

私は話を色々聞いている内に、先の見えない未来に“パッ”と光が差したような…それまでの悲しい、寂しいという暗い気持ちが一転し、未来は明るい!と思えた。

ら、やはりどの道日本へは一時帰国し、色々準備をしたい!と思った。

それまでの「帰国するのが、離れるのが寂しい」なんて思ってた気持ちが2人の未来の為に✨

と前向きな気持ちで帰国✈️

そして4ヶ月後、私は再びフランスの地に戻って来た!

いよいよ旅の始り⛵

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続く❤

❤追伸❤

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