見出し画像

80年代日本ロックの名曲にジンジン!「RED WORRIORS」のフェスに!

10月28日、29日に行われた「RED WORRIORS」主催のロックフェスに行ってきました。
場所は大宮ソニックシティ。
彼らのホームタウンです。

私が行った29日の出演者は、
THE LADY SHELTERS
RESPECT UP-BEAT
PERSONZ
ZIGGY
RED WORRIORS


80年代後半の日本のロックシーンを形作った名バンドが続々です。
ちなみに、「THE LADY SHELTERS」は2019年結成の若手ですが、ローリングストーンズやザ・フーなどのカバーもしている骨太なバンド。
私の、銀座ケネディハウスでのプロデュースイベント(ブリティッシュロックナイト!)に出てもらったりしていました。
彼らもダイヤモンド☆ユカイさんと繋がりがあり、こういうご縁は嬉しいものですね。

テレビとロック

フェスは大盛り上がりですごく楽しかったのですが、これらのバンドがグイグイ来ていたあの時代、私個人は、ほとんど邦楽を聴いておらず。。。
洋楽のしかもダンスミュージック(ACID JAZZ系)にゾッコン状態だったのです。
しかし、PERSONZ「DEAR FRIENDS」、ZIGGY「GLORIA」はガッチリ知っているのです。
この2曲に共通していることの1つはドラマ主題歌だったということ。
前者はTBS「ママハハ・ブギ」、後者はフジテレビ「同・級・生」。
またまた個人的な話で恐縮ですが、当時大学の男子寮にて毎晩寮生達と宴三昧だったため、このドラマも観ていません(柴門ふみさんの原作は寮の先輩が買ってくるスピリッツで毎週読んでいました!)。
それでも、両方の楽曲とも自分の中に、青春の1曲としてガッチリ存在しているのです。
やはり、テレビが生み出す社会的影響力・派勢力ってすごいですね。
当時のロックシーンはある意味、反体制的なスタンスがあったと思いますが、そこが「テレビ」と掛け算して、結果として日本のロック音楽シーンを生み出していった―――ということはとても興味深いですし、メディア・コンテンツ・文化、それらの絡み合い方やプロデュースの仕方において、とても勉強になるな、と思います。
手法という意味は勿論ですが、そこに携わる者のスタンスという意味で。

RED WORRIORS登場!ステージに投げ込まれる薔薇!

トリは勿論、「RED WORRIORS」。
ユカイさんとは私が以前やっていた「歌スタ‼️」という番組にご出演いただいてからのお付き合いで、もう20年近くなりますが、実は「RED WORRIORS」としてのステージを観るのは初!
いやはやカッコ良かったです。
そしてシャケさんのギター、初生聴きでしたが、すごいですね。
あんな風にギター弾けたらいいよな〜ってギター小僧マインドになってしまいました。
日本のミック&キース、スティーブン&ジョーって感じです。
そして、アンコールは他の出演者も交えて名曲「バラとワイン」。
演奏が始まると、次々とステージに投げ入れられる薔薇の花!
後ろから投げたものが届かないと、それを前に人が引き継いで投げ入れて、皆で一緒に素敵な時間を創っていく、大人のロックの嗜み?素晴らしいです。
 
今、80年代歌謡曲の波が来ていますが、それに加えて、この80年代の日本のロックを、どうコンテンツプロデュースしていくか?
単なるノスタルジーではなく、貴重な財産としてどう新たな魅力を創り出していくか?
IPプロデュースとして非常に興味深いテーマだな、と改めて感じたのでした。

この記事が参加している募集

フェス記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?