届かない声、伝わらない思い
◆今日やってきたこと
ユーザーとして参加しているワークショップの関係で、今一度、自分自身がどういう思い(環境・気持ち)をしているのか再度考えるため、買い物へ外出してきました。
ユーザーとしては3年連続としての参加ですが、毎回のように明確に思いを伝えられず歯痒い思いをしています。それを少しでも解消するための買い物でした。
◆フィールドワークの全体的な所感
普段の生活では、高いところや手の届かないところにある商品は、自分としては縁のないものとして諦めています。
今日、その範囲を検証して思ったのが、「諦めている範囲が意外と広いかも」ということでした。
また、高いところに商品がありPOPのようなものも無いため、そもそも何の商品(揚げ物)か、見分けがつかないことも……。揚げ物の種類多すぎですよ。
スーパーで買い物をしていて困ったのが、セルフレジの会計開始ボタンに手が届かなかったことです。今日は付き添いの方をつけていたので大丈夫でしたが、1人の場合、店員さんに気づかれなかったらアウトです。会計できません!となるところでした。
他は、パン屋さんにも立ち寄って確認をしたのですが、コロナ禍における衛生面の関係で、パンの1つひとつがビニール袋に包まれていました。私が非常に苦手とするトングとトレイを使う必要がなくなくなりました!これは今後も続けて欲しいと思います。私の障害だとトングの扱いが苦手ですし、トレイも車椅子で進みながら水平を維持するのが困難なのです。トングもトレイも要らないのは本当に嬉しくなりました。
締めは、今日の今日まで、「このお店は狭くて入れないかも……」と思っていた飲食店に入って良い飲み物をいただきました。飲み物は美味しかったですが、やはり狭かったですね……。予感は当たるものですなぁ……。
◆付き添いの“気づき”で衝撃的だったこと
全体的な所感では、私が改めて感じたことを書きましたが、最も衝撃的だったののは付き添いに来ていただいた方の、“気づきの一言”でした。
「(車椅子との)身長差で声が聞き取り辛かった」という言葉です。
今まで言葉を聞き返されたり、「聞き取り辛い」と言われたりすることは確かに多かったです。
しかし、その要因は、『私の滑舌が悪いうえに早口だから』もしくは、『コロナ禍なので常にマスクをしているから』等と思っていました。身長差が原因だとは全く思っていなかったのです。付き添いの方いわく、「人混みの中でも同じくらいの身長の声だと聞こえるのに、今日(私と)会ったときの声は聞き取り辛かった」そうです。
コミュニケーションを取りにくいと感じる経験は多々あったような気がしますが、車椅子という低い位置て生活していることがコミュニケーションにもダイレクトに影響しているのかもしれません。もしかすると、日常生活にも影響しているのかもしれません。
タイトルの伏線回収を分かりやすくするのならば、『声が届かない、つまり、言葉が届かないことによって、自分の気持ちや思いも上手く伝わらないのではないか?』と感じました。
◆おわりに
今日、付き添ってくださった方には、私に気づかせるためにいろいろと訊いてくださったことと、フィールドワークの間で助けていただいたことにお礼を申し上げたいです。有難うございました。と同時に、タイミングを迷っていたとはいえ、前日の夜に急に依頼して申し訳ございませんでした。(ここのURLを教える予定なので、ご覧になるだろうとを勝手に期待します……!)
ひとつ、今気になっていることといえば、私になかなか恋人が出来ないのは、身長差の問題もあり、恋愛関係になるためにのコミュニケーションが足りていなかった部分もあるのでは?と疑惑を抱いています。もちろん、障害に性格にと他も問題児ですが(苦笑)
そんな疑惑を抱きつつも、私、今年は本厄(注釈追加:いわゆる大厄です)の後厄です。今年、恋愛しようとしても上手くいくと思っていないので、恋愛に目を向けるのは年が明けてからでいいか〜と思う私でした。(前回の厄年は明けてからの4月にとても好きな人が出来たはずですし)
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