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佐伯にて、「盆踊り」を知る。

今回は「盆踊り」のお話です。

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夏です。佐伯市各地域では、それぞれに盆踊りが繰り広げられる。

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基本的にお祭りは大好きで、太鼓の響きに釣られてやってきたわたし。笑

「盆踊り」といえば・・・

千葉県出身のわたしとしては、様々な屋台が並んだいわゆる「夏祭り」。

・・・しかし!・・・いやぁ、何かが違う。屋台も無いんです。

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そして、空気感。移住者であれば、敏感に感じるこの場の空気。

・・・「ここにいてもいいですか?」という場違いの雰囲気。

そうなんです。わたしの思っていた「盆踊り」とは違ったのです。なぜなら、ここには「盆踊り本来の意味」が残っているためでした。

千葉県など首都圏では純粋な地元住民だけでなく、全国から多様な人が集まってくることもあって、お盆の持つ本来の伝統が薄れてきてしまったのか、それとも私が世間知らずだったのか。「お盆」は「各家庭の行事」で、「地区の行事」というイメージは大変恥ずかしながらありませんでした。

盆踊りは、「お盆にお帰りになった祖霊を慰める行事」。ハッと気付かされます。ですから、関係者でやってますという雰囲気がひしひしと・・・。

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そんな不安な気持ちをよそに。写真の通り、わたし、踊ってます。「佐伯音頭」を踊っています。どんな踊りかも知らないままに放り込まれ・・・。笑

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盆踊りは、不思議です。もやもやしていたものが、飛んでいきます。輪となり、「和」となる盆踊り。なんとなく、地域とつながることができた気がする夜。

盆踊りを行う意味は、「祖霊を慰めるということを通じて地域のコミュニティを強くさせる」、そんな効果こそ、昔の人は伝えたかったのかもしれない。

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