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意味・Miroki 2023/03/19 ボボボブログ 雑日記

話の種

  • Miroki

  • 意味の意味

  • 落ち目デイズ

  • 聴覚の方が体験として自分に入り込む気がする

映画 SUPERBAD の Miroki 君

ここ数日ダウナーすぎて2日連続で更新ができなかった。その間、自分は友達の家でとある映画を見ていた。家主のチョイス、SUPERBAD。

海外で多数のミームを排出している伝説のコメディ友情映画ということで見させられた。
内容はまぁ可愛いハングオーバーって感じ。コメディはそもそもあんまり見ないが、まぁ楽しめた。
自分が触れたいのは映画の内容ってよりはそれに登場したとあるキャラクター。
彼の名は「Miroki」。
多分日本人キャラなんだけどさ。あのーなんて言えばいいのかな。


みろきなんてやついる!!??




https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E6%BA%9D%E5%91%82%E6%9C%A8

いました。2000人も。
でもごめんなさい、初めて聞きました。

ってか5番目の読み方、こおろぎってなんだよ。


んでまぁこの溝呂木君。マジレスすると、結構サブキャラだしおそらくアメリカ人の脚本家が勘で日本人っぽい名前を考えたんだろう。
それに対して、
「勘で書くなよ!周りに聞ける相手とかおらんかったんか!調べれんかったんか!」
と思わず鑑賞中に心の中で突っ込んでしまった。でもどうやら2007年公開の映画なのでまぁしゃーない。

しかもよくよく考えたら、日本人の方がめちゃくちゃそれやってるくね?と思った。
異世界という補正はあるとはいえ、いわゆる中世っぽい(けど実在しない)名前を日本人は今まで量産してきたのでは。
アイザック・シュナイダーだの、ベイオウルフ・カミュだの、シュテル=ファだの、あげ出したらキリがない。そんでこういう名前って多分だけどほとんど実在しないだろ。
というかもっと恐ろしいのは、少しでもRPGを齧ったことのある日本人はその名前の放つ雰囲気で人物像をある程度絞ることができる、という事。

外国人の名前なのに。

アイザック・シュナイダーはほぼ確で主人公だし、ベイオウルフ・カミュはおそらく黒髪でクールだけどパワータイプのデキる参謀。シュテル=ファは絶対レイピアで戦う長髪キャラ。もう恐ろしいほどにありとあらゆるキャラの個性が手に取るようにわかってしまう。

これは日本語の性質なのか、RPG文化の賜物なのかよくわからんが、能力として確かに存在している。勇者ヌルぽこというパーティーゲームの存在が何よりの証拠。
Mirokiの例と比較して考えるとこの能力、改めて本当に不思議。



意味

意味って人が付けるまで存在しない気がする。

この世に絶対的(人が付合するまでもなく存在する)意味なんてのは存在するのか?
存在すると仮定するなら、それこそ神的な何かがないといけないのだろうけど、意味付けをする神ってそれはそれでちょっと人間的でチープな感じがする。あくまで自分の潜在的な宗教観に則って考えるとね。

人がいない時、森羅万象に意味はないとする。
でもその世界は大多数の人にとって言い表せない恐怖を感じる世界なんだと思う。
チェンソーマンに無意味の悪魔とか登場してもいいんじゃないか。

よく、AIは意味を理解していないと聞く。音楽理論の話や、簡単な論理クイズを尋ねるとそれが顕著に出るらしい。あくまで求められている答えである確率の高い答えを排出しているだけだからやっぱり意味なんて認識していない。
それでも、ある一定までAIが進化したら、やっぱり意味を理解しているような振る舞いに見えてしまう。

僕たちは本当に「意味」を理解しているのか?
僕たちはいつ「意味」を理解したことになるんだ?
僕らとAIが理解しようとしてる「意味」ってなんなんだ?

今目まぐるしく発展しているAIを見ていると、「意味」の正体は、集積した情報が組み立てられ、何かが「ある」かのように見える虚構な気がしてくる。

そんな意味の集合体を巧みに操って今僕はあなたに虚構を見せています。


自分の日じゃない

ここ2日間は自分の日じゃなかった。誰か、自分じゃない何かに主導権が行ってた。

何もする気が起きなくて、ツイッターやユーチューブのようなおやつをパクパク食べて、あとは何も覚えていない。たまに友達の部屋に行ってはスマブラしたり、マリカの新コースしたり、気まぐれに映画を見たりした。

あんなにやりたいこと、みたい映画、読みたい本、描きたい絵があるのに、なんでこんなことにぃ。ぐぎぎ。

そんな日を2日も過ごすと自分は自己肯定感が著しく下がってしまう。
途中から、
「いや、これは好きなだけぐうたらできる、超貴重な経験じゃないか!人口の何割がぐうたらを望みながら過労に喘いでいるんだ!」
と思うようにしたのだが、残念、開き直れなかった。
自分はある程度の生産性がないと不安になってしまうようにできているらしい。

強いて言うなら、Realityで面白い話がいろいろ聞けた。下水道業者の話、アトリエが丸ごと燃えた30歳の画家のありがたい話、などなど。

また、

斎家リック

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