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ブロック・プレーの過去・現在・未来【3/5】

ブロック・プレーの複数志向性とその特徴

さて、ここまでブロック・プレーの本質について深堀りしてきたが、ここではブロック・プレーが同時的に複数持ち併せることとなる志向性とその特徴について考えてみたいと思う。

"hit"プレーは常にボール・コントロールの主導権を持ってプレーすることができる。そのため、プレーの志向性は明確でシンプルになる。しかし"contact"プレーであるブロック・プレーはボール・コントロールの主導権を持つことができない。そのため、同時的に複数の志向性を持って遂行されることとなるのである。

そして、その同時的に表出してくる複数の志向性は次の4つである。

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