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「右利き」9割と「左利き」1割の非対称性から考える

人類の9割が右利きである。これは紛れもない事実のようだ。

逆に言うと、左利きは1割。この非対称性を考えるといろんな気付きが生まれてくる。

本記事では、なぜ左利きよりも右利きが圧倒的に多いのかという視点から色々と考えてみたいと思う。

『言語』の誕生によって右利きが圧倒的に増えた!?

右利き社会の到来を説明するものには諸説あるが、現時点で最有力説だとされているのが『右脳・左脳説』だ。

では『右脳・左脳説』について説明していこう。

左脳と繋がっているのは右半身(右脳と繋がっているのが左半身)。このことから、右利きの人は左脳をよく使っていると考えられる(左利きの人は右脳をよく使っていると考えられる)。

左脳が司るのは人類を人類たらしめる『言語』である。

つまり、こうだ。

人類は『言語』の獲得によって左脳を発達させてきたのである。そして結果、右半身(右利き)を多用するようになったと言えるのではないかという仮説が立てられた。それが『右脳・左脳説』である。

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