反転学習的発想によるドリル・デザイン
一週間の内、練習日は2日。
一回あたり、練習時間は2時間。
さて、週4時間の練習効果を最大化するのか。
こうした課題はすべてのコーチに課されるものである。いろいろと思索していると、ふと「反転学習」という言葉を思い出した。
これを、スポーツ現場にも取り入れることはできないものか。
そう思ったわけである。
反転学習とは
では反転学習とはどういったものか。教育業界の巨人?であるベネッセ・コーポレーションにあるサイトの定義をここで引用しよう。
通常思い浮かべる授業といえば、先生が教壇に立って講義を行うものですよね。そして、復習として宿題を出されるのが一般的だと思います。反転授業は、その従来の授業形態をまさに「反転」させたもので、家庭でいわゆる「授業」を映像教材を用いて予習の形で受講し、学校の授業の時間では通常「宿題」として扱われる演習や、学習内容に関わる意見交換などを行うものです。つまり、学びのインプットとアウトプットの場を全く逆にするのです。
2000年代にアメリカで始まった試みで、国内でも東京大学を始めとするいくつかの大学が試行を始め、現在注目を集めています。
引用:ベネッセ教育情報サイト『注目の反転授業とは? 反転授業のメリット・デメリット』
ふむふむ。なるほど。短くわかりやすくまとめられています。
ポイントは、「学びのインプットとアウトプットの場を全く逆にするのです」の箇所ではないだろうか。
バレーボールに関する記事を執筆しています。バレーボーラーにとって有益な情報を提供することをコンセプトにしています。