トータルオフェンスを実現するためのオフェンスシステムについて考察する【5/8】
トータルオフェンスシステムを構築するための視点
4.数的優位と質的優位の確保
さて次に、ここまでで何度か繰り返して出てきた重要なキーワードでもある 「数的優位」と「質的優位」という視点について話をしていきたい。
①オフェンス vs フロントディフェンスにおける数的優位
まず「数的優位」について話はシンプルである。ブロッカー、つまりフロントディフェンスに参加できる最大人数は3名。この3名に対して、オフェンス側は4名ないしは5名が攻撃参加する状況を生み出すことさえできれば数的優位な状態でオフェンスを遂行することができる。チームオフェンスを考える上で、ここで述べた数的優位をいかにして確保できるかが重要である。
②最終ヒッター vs 対峙するブロッカーにおける質的優位
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