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フキハラとサムハラと

プリティ・ウーマンのヴィヴィアン・ウォード(ジュリア・ロバーツ)になりたいと夢見ていたら、こんな歳になりました。


こんにちは。
彩夏です。


私のパートナーであるめがねさんは、私と真逆でロマンチストだ。
夢見る男「夢男ゆめお
改名して夢男にしようか…


私は昔から映画は映画館で観るのが好き。
臨場感や音響。
家で観るのとは全然ちがう。


そのために時間をつくり、座席を購入し、わざわざ映画館に出向き、映画のみに集中する。
このプチ贅沢な気分が大好きなのだ。


私と娘の観たい映画の好みは合う。
よくレイトショーに行ったな…少し懐かしい。


問題は夢男。
観たい映画の好みが私と少しズレる。


私はおばさんだけれど、昨今、それを通り越しておっさん化現象している。
だから恋愛映画は少し苦手。


夢男はロマンチスト。
恋愛映画が好きなのだ。


それに対して異論はない。
人の好みは様々だし、素敵な映画はたくさんある。こんな私だって、恋愛映画を観てキュンキュンした時代は確かにあった。
はず。


だけど、私が好きな映画は
伝記やサスペンス、
スパイアクションやミステリー。


趣味が合わない。
だからと言って、夢男も恋愛映画のみだけが好きというわけではない。


たまにある恋愛映画を観ようという提案。
その提案に対し、邪険にできない優しい私
時には夢男が希望する映画も観る。


そして、涙腺の弱い私は毎度泣く。
その様子を見て、夢男は私をバカにする。


だから私はこれからも、夢男と恋愛映画を観ることに抗い続けようと思っている。うむ。


最近、めがねさんの職場では
「フキハラ」という言葉が存在する。

不機嫌ハラスメント
職務上の指示を出した時、相手が不機嫌になることによって、こちらが嫌な気分になること。

めがね苑

めがねさんは言う
「うちにもフキハラ、吹き荒れてるけどな。フキ(吹き)ハラだけに。ぷぷぷ」


一体何が面白いんだろう。
その一つも面白くない、寒いセリフを聞かされる私からすると、それは
「サムハラ」だと思う。


サムハラ
に耐える私は、やっぱり優しいのだ。
そうに決まってる。


〈3月のつながり活動〉
パートナーさんについて

うりもさんのつながり活動に参加しました。
みなさんもぜひ。


画像は《ねぎし》さんからお借りしました。


それでは。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ばいなら


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