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なんでも勇気一つやで

こんにちは。


タイトルは私がよく口にする言葉です。


背中をトンと一押し、勇気を与えているようで、なんて超絶無責任な言葉なんだろうと自分で思います。


ですが昨日の私はこの「勇気一つやで」を実践し、娘に私の生き様を示したであろうと思います。


いい歳こいて「親怖え〜」な私


私はこの歳になっても、心のどこかで親に対して恐怖というものを持っています。


特段、なにがこう。
というひどい思い出があるわけでもないのですが、とにかく厳しく、口うるさい親に反抗すらできない。


時代ですかね。
口ごたえなんてしようものなら、どんな倍返しがくるか。


親に対して理不尽に思うことでも黙るしかない。
そんな実家での生活でした。

↓ 以前記事にしたことがあります。

そういう経緯もあり、こんないい歳こいて、親から意見されそうなことを「うるさく言われると鬱陶しい」と、ついつい言わずに済ませよう、隠しておこうとする癖があります。


娘を留学させることを報告し、また「進学は?」的な事を言われる事を想像し、なるべくその話題は避けていました。


弟2号の存在


私には弟が3人います。

1号・・・長男気質。たまに帰ってきてええカッコするからイラっとする。
2号・・・実家の家業を継ぎ、親の理不尽に振り回される人生。
3号・・・私より11歳下。2号と家業を共にしている。


第一子であるという過度な期待で親から押さえつけられ、弟1号の
暴君俺様ジャイアンアホボケカスから突き上げられペッチャンコな私。
暴君俺様ジャイアンええカッコすんなの弟1号から押さえつけられ、両親からの過度な愛情を一身に受けるのび太ボンボンだよ弟3号の存在で心がペッチャンコの弟2号。


境遇が似ていることもあり、気が合う私と弟2号。


娘の留学のことに関しても、まず弟2号に
「また色々言われそうで鬱陶しいな」と漏らしました。


2号「とっとと宣告して、潔く散ってこいよ!(゚∀゚)!!ヤッチマイナ


相談には乗ってくれますが、最後は我関せずな態度を貫いてきます。

尾崎豊ってやんよっ!!!


その時の頭の中で流れたバックミュージックは
尾崎豊の「卒業」でした。

特に尾崎豊が好きだったわけではありません


そんな感じ?


勇気一つや!!

そう娘に言い、母の日のプレゼントと、ついでに気の早い父の日のプレゼントを餌に娘の留学のことを報告するため実家を訪れました。


娘にも理不尽な攻撃が降り注がぬよう「ママが盾になるから心配すんな!」と鼻息荒く乗り込んだ私。


父「この円安の時に~」

母「ずっと留学したいって言ってたもんなぁ」


あ。そうなん?

孫には嫌われたくない心理


どんだけ我が子は厳しく育てても、やはり年老いてから孫には嫌われたくないのでしょうか。


あの恐ろしかった両親も今は丸くなり、7人の孫にはやたら甘く、私たちが子供を両親の前で怒ろうものなら「そんなこと言わんとき!」と怒る始末です。

そのカケラでも与えて欲しかったと思う私です。

昨今の父に対する私


父「お前はいちいち腹立つ💢二度と敷居またぐな!帰れ!!」

私「帰るわ!二度とこんな家来るか!!」

母「もう!ええ歳して!そんなケンカしいな!」

そんなケンカを結婚してから二度ほどしました。
娘も強くなるもんですね。


今日もお読み頂きありがとうございました。

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