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秋利美記雄
2016年3月21日 17:14
3月に入ってバンレイシを市場で見かけるようになってきた。バンレイシは漢字で書くと蕃茘枝だが、釈迦頭という異名も持つ。釈迦頭という名は、果実の表面が仏像の頭部の螺髪に見えることから付けられた名前だというのは容易に想像できる。ベトナム語では、南部と北部で呼び名が違う果実の代表だ。南部ではふつう「Mãng cầu(マンカウ)」と呼ぶが、北部では「Na(ナー)」と呼ぶのが一般的らしい。