スズメノカタビラでなく、イヌムギだったかもしれない・・・他
畑に生えてきたイネ科と思われる雑草を刈らずに、水路際に植え替えたり、カボチャを植えて、夏枯れしたものをそのまま敷きワラ代わりにしたらどうだろうというような事を思いついて、やってきました。
この雑草をスズメノカタビラだと思っていたのですが、どうもイヌムギだったかもしれません。
秋冬の小さいうちに、図鑑で見て、どうもスズメノカタビラに似ていると判断したのですが、5月になって実をつけてきたのを見ると、イヌムギのようです。
ところでスズメノカタビラは一年草ですが、イヌムギは多年草だとの事です。
多年草だとすると夏枯れしても、また秋には生えてくることになります。
水路際で株分かれしながら増え、夏枯れして地を覆うようになってくれれば、他の雑草が生えることを防いでくれるでしょう。
既に果樹園では、越年性のイネ科植物「ナギナタガヤ」を使っての防草が実用化されています。ナギナタガヤは夏枯れして地を覆うため、夏場の雑草繁茂が防げると聞いています。
ナギナタガヤの場合、ある程度、毎年、種を追加でまく必要がありますが、イヌムギの場合、その必要はないと考える事ができるでしょう。
また、冬場に畝間に植え替えておけば、夏までに株分かれして畝間を埋め、その後、夏枯れして地を覆うとすれば、夏場の雑草繁茂をかなり防いでくれるものと思われます。
夏枯れしたものはそのまま土に戻り、土作りに役立つでしょう。株分かれしすぎて畝にまで進出しようとするものがあれば、抜いて堆肥として積み、やはり土づくりに役立てることが出来ます。
このように越年性で夏枯れし、多年草のイネ科植物であるイヌムギの活用は、たんぽぽ農法にとってかなり役立つと夢が広がります。
もちろん、間違いなく、「イヌムギ」であればの話しですが・・・
今後の様子を見守っていきたいと思います。
2週間予報は、5/29-6/4の約1週間、雨が降る日が続いた後、曇ですが雨は降らない日が続き、そうなった時には、若干、最高気温が平年値(1980-2022平均値)を上回る状態で推移するとしています。
サツマイモや夏どりキャベツ、セロリはどうにか根付いたようです。
6月は、秋冬もののブロッコリー、キャベツ、セロリ、ニンジン等の種まき期です。
どういう風に進めるか、天候及び忙しさの状態と比べながら、考えています。
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