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「黒コショウは思った3倍入れる」の意味不明さについて

料理できない人間にとって、この世で一番恐ろしい言葉が「適量」であることはもはや当たり前の事実だと思うのだが、最近というか少し前くらいからそれを超えるやつが出てきた。

「思った3倍」

まぁ、この言葉を考案したやつ、ちょっとこっちきて座ってほしい。ふざけるのもいいかげんにしよ? その、料理できない人間を舐めるなよ。料理ができない人間は、本当にどれくらい入れたらいいかわからねえんだぞ。イマジネーションできねえんだよ。にも関わらずレシピには平気な顔で「思った3倍」とか書いてある。

あのね、俺らのさじ加減に委ねられるのが一番困っから。そうすると大変な味付けになるわけだから。だからレシピ見て分量もちゃんとそれ通りに入れるんだよ。いい加減にしろよ。思った3倍じゃなくて、小さじ1/4とか、そんな

まぁそう思いながらも、いい加減にしやがれクソがと半ばヤケになって思った3倍の黒コショウいくつか試してみた。


ジャーマンポテト、クリームパスタ、ポテサラ、野菜炒め、シーザーサラダのドレッシング、卵サンドの卵…。

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おびただしいほどの黒胡椒を投入してきた。そして思った。

うめえ!!!!


料理ができないからこそ、「思った」のはいつも弱気な量だった。だから3倍でちょうどよかったし、なんならもっと入れてもうまかった。黒胡椒は入れれば入れるほどうまい。だから「思った3倍」入れてもまったく問題はない。

まさかレシピはそこまで俺たちの心を読んだ上での計算…?だいたいこんな簡単かつ至高のうまさのレシピが無料で見れるなんて…え…神…。

ごめんなさい思った3倍最高です。


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