裁判員裁判を体験しました
はじめまして、裁判員6号といいます。
わたしは昨年12月「元ホスト連続婦女暴行事件」に裁判員として参加し、被告人の刑を決めました。
その時の様子をまとめたので、ぜひ多くの人に見てもらいたいです。
ブログを始めたきっかけ
現在、インターネットで「裁判員 体験」というキーワードで調べても、ほとんど情報が出てきません。
それどころか
「裁判員なんてただのお飾りだよ」
「最終的な判断は裁判官が決めるから、参加するだけムダだよ」
など、ネガティブな噂が飛び交う状態です。
わたしが裁判に参加してみると、確かに辛いことはあったけれど、とても有意義な体験であると感じました。
それなら「ブラックボックス化している『裁判員裁判』という制度に、スポットライトを当ててみたい」。
それがこのノートを公表した理由です。
裁判員をやっていて辛かったこと
裁判員はとにかく心理的な負担が大きい仕事でした。性被害にあった女性の話を聞くのですが、これがとにかく辛い。心がむしばまれるような辛さを感じたことを覚えています。
そしてどんなに被害者の辛い話を聞いても、裁判員は「加害者側にも立たないといけないこと」が辛い! 当時はストレスで潰れてしまいそうでした。
裁判員をやっていてよかったこと
「裁判員として法廷に立つ」というのは滅多にできない貴重な体験でした。また、裁判がどのように行われるのか、刑をどうやって決めるのか、そういったことも学べてとても勉強になりました。
この記録がきっかけで、一人でも多くの人が裁判員裁判という制度に興味を持ってくれたらうれしいです。
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