【退職エントリ】世の中の見方が変わった。
こんにちは。インターン生のオサダです。
あっという間に2020年の大晦日を迎えました。
私は8月下旬からこの株式会社サイアンドでインターンをさせていただいていましたが、本日付けでやめることを決心しました。
そこで今回は退職に関して、率直に自分の思っていることをつらつらと書いていきます。
期待していたこと
私は現在大学3年生なのですが、コロナ渦でさらに厳しくなるとされている就職活動を迎える前に、「なにかしらインターンをしなくては遅れをとってしまう」という焦る気持ちで弊社のインターンを決めました。
元々、IT企業に関して何も知らない状態でありましたが、インターンというものがどういうもので、就活する前に企業の中で働くという実践的なイメージを自分の中に植え付けられたらよいなと考えていました。
そして実際に約5ヶ月間の長期のインターンを行った中で、抱いた想いを整理していきたいと思います。
合わなかった点
・やりたい仕事ができなかった
私は元々デザインやクリエイティブな仕事がしたいと考えていましたが、自分の性にすこし合わない営業等の仕事が続き、なかなかやりたいことをやる未来が想像できませんでした。
しかし営業の仕事は、ターゲットを特定したりアプローチしたりと、実践的に商売の基本を学ぶことができました。
・リモートワークで気軽な相談がしにくく、気づいた頃にはメンタルが手遅れだった
私はタイミングが合わず、一度も弊社の方に会うことができませんでした。
オンライン会議で優しく声をかけていただいていましたが、どうしても隔たりがあり、なかなか業務に関する相談がしにくい状態でありました。
先ほどのやりたい仕事に関しても、もう少し早いうちに相談できていれば精神的に楽になれたのかなと考えています。
「自分の意見を素直に伝えることかできない」という自分自身の課題を見つけることができました。
・会議が時間通りに始まらないことが数回あり、信頼が薄れてしまった
15~30分遅れて始まることが多く、いつ始まるのだろうと毎回そわそわしていました。
会議の時間開始が比較的ルーズであったため、私自身、弊社に対して時間にルーズな印象を持ち始めてしまい、それが業務の遅れにもつながってしまいました。
そのことを伝えることができてからは一度も遅れはありませんでしたが、私自身の一度持った印象がなかなか消えず、弊社を辞めることを考え始めました。
・「私がいなくても業務に支障はない」
わかっていることでありますが、会議の際、直接この言葉をいただいた時に、自分の行っている業務の意義がわからなくなってしまいました。
代表は私があまり責任を感じすぎないようにと、そう声をかけてくださったと思いますが、私はマイナスに受け取ってしまいました。
勉強になった点
・働く上で、何を大事にしたら良いかを明確に教わることができた
特に迅速な情報伝達の重要さ・チームでやることの意義・顧客への信頼が重要であると学ばせていただきました。
これからどんな企業で働くことになっても、意識していきたいと思います。
・営業の知識が身についた
営業をやるにアプローチ方法も戦略もわからない状態でしたが、代表が時間をとって丁寧に構造を教えていただきました。
さらにわかりやすい営業の漫画本なども郵送してくださり、営業の専門知識を蓄えることができました。
弊社の営業部門で得た経験・知識は、自分の将来に確実に良い影響を及ぼしていくでしょう。
「この店は映えを狙う女子をターゲットにしているのか。」
「最近有名になっているコスメは、どうSNSで営業を行っているのか。」
と日常的に考えるようにもなり、日々の視点が変化しました。
・自分の考えていることを言葉にしようとする意識が芽生えた
今まで、私は感覚で生きていることが多く、いざ説明しろと言われたら言葉に詰まってしまうことが多かった。
ある日、それを見抜いた代表から毎日「言語化トレーニング」をしようと提案していただきました。
すると、続けて3週間で自分の中にあるものを言葉にすることがだんだんと苦痛ではなくなってきました。
私の致命的な欠点を見抜いて、成長させてくれた代表には感謝でしかありません。
今後に向けて
正直なところ、弊社で得た経験全てが勉強になりました。
しかし業務を通して、さらに自分がやりたいことが別にあると認識したために離れる決心をしました。
自分にとって会社の名前のように最高の経験をさせていただけたことを心から感謝しています。
ありがとうございました。
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