彼の作ったものがいちばん

もう数時間しかない本日。
超長文のnoteを書こうと思ったのは、このnoteを見てめちゃくちゃ共感してしまったことからはじまった。

かれこれ20年くらい前に私も同じ体験をしていたからである。
忘れもしないブラデリスです。同じく人生変わりました体験です。ゴットハンドです。

これを読んでぜひ岸田さんと語りたい！と勝手に思ってしまい、でもでもでもぜんぜん接点ないしなあと思っていたところのキナリ杯の記事を見て、これだと思って書くことを考え始めて、妄想し始めて30日。
夏休みの宿題は早めに仕上げていた私のはずなのに、なぜか全然MacBookProのキーボードにもスマホのメモ帳にもひと文字も書けず、やっと最終日の夕方に昨日できたばかりの私たちのスマホアプリのメモ帳にひたすら入力しているのである。

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いま、今週の作り置きのおかずを作りながら、ヘッドホンで昔大好きだった曲を聴きながら書いている。
面白いことって何を書いたらいいのか分からず、悩みに悩んで、うちの相方こと旦那さまについて書こうかなと思いついて、頭の中で色々ぐるぐる組み立てつつ、ほうれん草を茹でているのである。

今は仕事として成り立っているので言われてはないけど、かれこれ15〜16年前に「浅野さんの旦那さんって何されている人なんですか?」
って言われていた。

そう、あの頃は私は駆け出しのWebデザイナーで結婚してから派遣なんかで仕事したりフリーの仕事をしていた頃だった。まだスマホもなかったし、HP(ホームページ)を見るのはパソコンだった。
（いや、私はスマホもどきを使っていた。シャープのザウルスにP-inコンパクトを突き刺して使っていたのであります。）
今、この仕事を続けているのはほんと彼のおかげだし、何もわからなかった頃から色々と教えてくれたのも彼だった。
彼はDTMとかからはじまってWebサイト、CG、CGIのプログラミング、Flashでサイト作ったり、自宅でサーバまでやっていた。そして自作CDまで売っていたWebサイトで。
よく考えてみたらすごい人である。今はプログラム言語でいうなら、PHPが母国語（何も見ずにすらすらかけるらしい）で、今はJAVAがメインで（Androidアプリ）、たまにSwift（iPhoneアプリ）、去年はC#（Unity）も使っていた。そして、WordPress（PHP方言といっている）も忘れた頃にやらなきゃダメになったりしているし、JavaScriptも私がこんな動きさせてと頼んだらなんか知らないうちに出来上がっていたりする。

私はほんとひたすら彼の作ったものに囲まれている。そして、コードをがしがしコピペするのを見るのがほんとに楽しい。ひたすら、英文のドキュメントをみて、エラー表示を解析して、エラーからググってバグを修正して、アプリの検証とかいいながら一番にスマホにインストールしてもらうのも楽しい。

今使っているアプリたちもWebサービスも、たとえ失敗プロジェクトだったWebサービスさえも大切で大好きで他のアプリには移れず、ずっと使っている。

私の大好きなマンガの「彼女のいる彼氏」（矢島光 著）の中で主人公の彼女が彼氏候補のCD（クリエイティブディレクター）に「彼女になったら、かっこいいもの作るの近くでみれてたのしいだろうね！！」っていっていたのだけどまさしくそんな感じなのである。

ずっと家で一緒に仕事しているけど、知らない間にどんどんアプリが進化していく様を見るのはほんと楽しい。

このコロナで引きこもりの生活の中でもいつものごとく私がデザインしたアプリが思った通りにの動きをしてリリースされる瞬間がとっても至福の時なのである。