仮にも美大卒業して、作家活動もしてたんだけど、クリエイターが街を変えるというのはキッカケであって、当事者や来訪者が積み重ねていくことに注視する。
< 注:この記事の内容は執筆時点のものです。脱稿:26%ぐらい(562W)>
「クリエイター」って誰だよって話。
料理作ったり、服作ったり、家具作ったり、音楽作ったり、アクセサリー作ったり、写真撮ったり、器作ったり。。。何かを生み出す人って話になるけど、その人らも多くを受けて生きている。ただ消費するだけではなく、受け取ったものを咀嚼して何かに形を変えている。その行為がその人らの生き様だったりするんだ。
そう考えると、大抵の人はそういう活動をしている。生み出すのは言葉に発してみたり、文字に置き換えてみたり、人に会うことだったりする。
アーティストもクリエイターと呼ばれる。
他者にとって価値があったり、役に立ったりするもの、ことが評価されるけど、何かを表現したい、作り出したいという動機の先に他者がいるのかいないのかはけっこう重要なことで、他者とのつながりを深く意識してその精度を上げる仕事の多くは、その手段や媒体に関わらず「素敵な存在」になることが多い。
街を変えるのは他力の話じゃないから
アートとデザインは分けて考えておいて、アーティストは本当にキッカケづくりやエネルギーにはなると思うんだけど、デザインや器物などの作り手は、継続するための手段や媒介として機能するのが良い。
ハード(器)ができれば、後はソフトということで、当事者や来訪者が何を体験しているのかをちゃんとみる。