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本当に大事なものって…

何事も「結果」は大事。

かれこれ20回位は経験のあるフルマラソンですが、頻繁にはできないもので今でも走る前はとても緊張します。肉体的な力の有無や、心の状態、走る環境など様々要因がベストに近い形でないと思っていた結果が出せない。マラソンはシンプルでありながらも、ゴルフのように繊細なスポーツであると思います。(ゴルフは今だスライス傾向で悩んでます…)マラソンはこうした様々な要因が絡み合うからこそ、一つ一つを試行錯誤していく面白みもあります。

10月17日に開催予定だった東京マラソンは残念ながら再延期に。夏前からトレーニングを重ねていましたが、"締め括り" がないと何だかモヤモヤするので先日一人でフルマラソンを走ろうとしました。今年の4月にも同様に一人でフルマラソンを走ったので抵抗感はそれほど無く、淡々と準備をしてきました。
4月の時の様子 ↓

しかし、ハーフも走りきれない結果に終わりました。身体に熱がこもる感覚がしたり、設定ペースでリズムよく走れない感覚がし、何かがミスマッチだったのかと思います。​

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SNSで「フルマラソン走ります!」とほらを吹いていたにも関わらず、何も言えない結果に走り終えた直後は意気消沈していました。

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※知り合いのランニングコーチに撮影してもらいました。あまり意気消沈してるような顔ではないですが、内心萎えてました。

しかし、家に帰る中で思ったことは

自分にとって本当に大事なのは、今日の結果だけではない

ということでした。

歩み続ける

僕がランニングを継続してる中で最も大事にしているキーワードは「健康」です。もちろん、日々のランニングの積み重ねで目指す「記録」も外せられません。

もともと持久走が比較的得意であったことや、東京マラソンに魅了されていたことをきっかけに大学生の頃からランニングを始めました。しかし、大学卒業時に父がくも膜下出血で倒れました。幸い驚異的な回復力があったので今では何もなかったようですが、そうでなければ今の僕はなかったようにも思えます。不健康な日常の積み重ねは、当たり前の日常を突然奪ってしまいます。それは本人だけでなく、僕を含めた家族や、仕事で関わっている方にも直接影響を与えます。

このことが僕のランニングに対する想いを駆り立て、「誰もが健康でいられるように」と今日まで学びを深めてきました。

今回のフルマラソンの結果だけで見ると、進歩しているようには見えないかもしれません。しかし、僕にとってはここまでの「過程」が大事だったと思えます。それは目標を決め、歩み続けること。歩み続けた結果、様々な試行錯誤ができ、身体の静かな衰えにしっぽを掴まれていたと思います。肉体的にも、精神的にも。

こうした「過程」「日常」があったことは、本当に幸せだったと思います。もし、何かにチャレンジして結果が良くなったとしても、これまでの自分の頑張りを称えてあげましょう。その日々は決して悪いものではなかったはずです。また良かったなと思える日々が作れるよう、新しい目標に向けて再出発していきます。

次こそは東京マラソンで結果も残す!!



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