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僕は今でも信じられない

どうも、地方テレビ局員のフクチャです。

僕の下の名前は「啓太」です。読み方は「けいた」です。

そんな僕の兄の名前は「太郎」です。兄が太郎なら次男の僕は、定石でいけば「次郎」のはずです。

しかし、僕の親戚にパチンコ狂いの「じろうおじちゃん」という方がいたので、さすがに次郎はやめたらしいです。

僕の両親は教師ということもあり、妥当な判断だったと思います(笑)※父は美術の教師、母は数学の教師

そんな僕は、「次郎にしなかった由来」は知っていましたが、「啓太」になった由来は知りませんでした。

僕が浪人していた19歳の冬、友達が受験に向かう僕に対してメッセージカードをくれました。

「啓太へ、名前の如く、たくさんの人を良い方向に導ける、つまり啓蒙できる、素晴らしい人材になるべく、必ず早稲田に受かってこい!」

僕は友達からのメッセージ自体も嬉しかったのですが、「あ、俺の名前の由来ってこんな意味があったんだ」と知れたことも、併せて嬉しかったです。

それから僕はしっかりと早稲田に受かり、東京では友達からのメッセージを実践すべく、部活の同期や後輩を良い方向に啓蒙できるように、リーダーシップを持って生きてきました。

大学4年の春、どこかの企業のエントリーシートで「名前の由来を教えてください」という項目がありました。

僕は浪人時代の友達からの言葉を書こうとしました。

しかし、一応親にも「たくさんの人を啓蒙できる人材になってほしい、俺の名前の由来はこれであってるよね?」とラインしました。


するとまさかの答えが返ってきました。


「お母さんが授業で使ってた教科書メーカーの中で、啓林館って数学の教科書が1番子供たちに教えやすかったからだよ♪」

※「啓林館」とは教科書出版会社の中で有名な会社です

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まさか自分の名前の由来が「数学の教科書」にあったとは…

俗に言う「ぴえん通り越してぱおん」とはこのことでしょう。

僕はすかさず聞きました。「え!?たくさんの人を良い方向に啓蒙できるように啓太じゃないの!?」

母は言いました。

「ああ!今思えばそれもあるね!」


ぱ、、、ぱおん、、、


しかし、自分で言うのはなんですが、僕は本当に「人を啓蒙できる人材」になれている気がします。

自分が勝手に信じていた名前の由来の通りに育っている気がします。


ここ最近、「キラキラネーム」や「親ガチャ」などの言葉をよく聞きます。

たしかにそれで苦労することはあるでしょう。

でも、きっと自分の信じ込み次第では、自分の道は切り拓けると思います。

自分が思う理想の姿になれるように、GW明けも一緒に頑張っていきましょう!


※啓林館さん、いつか僕が有名になったらコラボしてください!

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#名前の由来

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