#034 2020.09.06 @延羽の湯 鶴橋店 【ととのい日記】

今回は大阪・鶴橋にある延羽の湯 鶴橋店でソロサウナ。

【基本情報】

高温サウナ：90度程、ストーン、収容人数20人程、TVあり、毎時30分にロウリュサービス
塩サウナ：45度程、収容人数6人程

水風呂：16.5〜17.5度、収容人数6人程、やや深め、バイブラなし

外気浴：畳の休憩スペースあり、ととのい椅子あり

シャンプー類あり
アカスリあり
脱衣場に冷水機あり

入浴料870円
クレジットカード決済可
岩盤浴あり
食堂あり

鶴橋駅から東へ歩く

涼しい顔をしてすれ違う人たちは湯上りなのだろう

少ない荷物で同じ方向に歩いている人たちは今から同じく湯に入るのだろう

あっと、バスタオルを忘れてしまった

行きつけのサウナ施設はタオルも完備しているので、それに慣れてしまうと銭湯に行く時にこんなミスをしてしまう

待てよ、バスタオルなくてもよくないか？

俺はいつも外気浴で体を完全に乾かしてから浴場を出る

もはや拭く必要もなんてないんじゃないか

実験してみよう

バスタオルが必要ないとわかればノーベルサウナ学賞も狙える大発見になるかもしれない

結果は後ほど

そんなことを思いながら到着

スーパー銭湯でよくあるバーコードリストバンドスタイル

家族連れが多いよう

受付の新人のおねいさんが丁寧に接客してくれた

可愛かった

またいこう

フェイスタオルも全員に貸し出している

2階へ上がり脱衣所へ

一番入り口近くのロッカーだった

線香が炊いてある

蚊除けだろうか

19時半ごろだったがやはり人は多めだ

支度をしているとロウリュサービスを終えたであろう熱波師のアルバイトくんが3人帰って来た

汗だくだ

これは期待できるぞ

というのもここ延羽の湯はロウリュが熱いことで有名だ

ウキウキでまずは身を清める

シャンプーとリンスはLUX、ボディソープはダヴだ

POLAのフェイスソープまである

以前ホテルで使った香りのいいやつだ

これはいい

清めた後は湯につかる

内湯はガラガラだったが大きな窓から露天スペースが賑わっているのがわかった

かなりのサウナーがいるようだな

今日のメニューはサウナ→水風呂→外気浴を3セット

【1セット目】

塩サウナがあり丁寧な入り方まで貼ってあった

あとで入るとしてまずはメインのサウナに入ろう

最初どこがサウナの入り口かわからなかったがマット交換のお兄さんがたまたま来てくれた

水風呂近くの黒い壁の黒いドアを開けて半階分ほど階段を下ったところにサウナがあった

なんだかカラクリ屋敷みたいで心くすぐる

お〜確かに熱い

温度計は90度

だが体感的には確実にもっと熱い

香りが残っていたしおそらくロウリュの余韻が残っているのだろう

サウナの一角にサウナストーンが高々と積まれている

いい景色だ

三段あるうちの二段目にポジショニング

室内はTVに加えてBGMまで流れており聴覚的にはなかなかカオス

替えられたばかりのタオルの上で8分ほどあたたまる

次は水風呂

水温は16.5〜17.5度を示している

深さもやや深めでバイブらもないので羽衣を楽しめる

耳までつかり自分の脈の音を感じながら90秒ほどクールダウン

さて休憩だ

体の水気をしっかり拭き取る

「休憩処」なる部屋が露天スペースにあるので気になって入ってみる

中は畳の寝転びスペースだ

極楽湯のそれと比べると濡れすぎて畳間はほぼない

木の枕が8個程並べられているがちょっぴり汚い感じがあるせいか意外と人気はなさそうだ

誰もいなかったので貸し切りだ

寝転んだ方が整えるので迷わず寝転ばさせてもらう

漏斗胸なので心臓の鼓動が外から見てわかる

すごい勢いで押し出している

ありがとう俺の心臓

この休憩処寝られるのはいいが空が見えないのが残念だ

それに窓が閉まっており風邪はほとんどない（扇風機煮る風邪はある）

なんだかもったいない

ととのい寄りのややととのい

【2セット目】

延羽の湯に来たからには、ロウりゅを味わずに帰るわけにはいかない

しかし次のロウリュまで20分しかない

そうしよう

…

よし、塩サウナで繋ごう

ががまないと入れない小さなドアを開けて中へ

これまた秘密基地みたいで良い

塩サウナは徳島のあらたえの湯以来久しぶりだ

入り方の案内どおりに全身に塩を塗る

半袖模様に日焼けした腕を見ながら発汗を待つ

昨日人生初のゴルフのラウンドに行って来たのだ

スコアは155

まだまだ下手くそだけど楽しかった

秋になる前に夏の山を楽しめた

汗と塩を馴染ませる

うーん、正直気持ちいのかわからない

どっちかというと肌に塩が残っている感じが気持ち悪い

それに摩擦は避けたい

これじゃアカスリは一生無理だな

5分ほどで退室

水シャワーで体の塩を流し、水風呂の掛け湯をして休憩へ

外の椅子に腰掛ける

スーパー銭湯にしてはお風呂の種類は少なめかな

雨が降っている

たまには雨に打たれながらの休憩も悪くないだろう

ピューウ♪

そしてちびっこ達に癒される

素直でかわいいな

けど走るなよ、滑っちゃうぞ

片方の太ももにタオルをぐるぐるに巻いている人がいた

明らかに不自然だったが刺青隠しだろうか

そもそも刺青・タトゥーがダメな理由がよくわからない

大人の事情もあるのだろうけど根本は日本人の保守的な文化に起因するんだと思う

実際そんなに気にする人はいないんじゃないかな

けど別に誰も言わないし、そういうもんって割り切っている

そしていつまでもこの国は変わらないのだな

ロウリュの時間まで待機

もちろんととのわない

ととのってたまるか！

【3セット目】

遂にお待ちかねのロウリュだ

20人程いただろうか

人気な証拠だな

アロマの香りはワイン

ポリフェノール入りらしい

二段目にポジショニング

ロウリュサービスは3人体制

部屋は広いが十分な人員配置だ、評価しよう

口上を終え大きめの柄杓で大量に5杯分のアロマ水を投入

んーいい熱さだ、コレコレ！

十分に熱波を循環させて一人一人に内輪攻撃

両手を上げて10仰ぎをいただく

うん、まだ全然いけるぞ

2回目のロウリュ

さらに5杯投入

さらに高温になり、さらに10仰ぎいただく

そしてロウリュ終了

あれ？なんだか急に余裕が出て来たぞ

ランナーズハイならぬサウナズハイとでも言っておこうか

期待しすぎたせいか全然物足りない

これなら大東洋どころかアムザのロウリュの方が熱かった

すかさず空いた三段目へ移動し居残りサウナだ

同じく物足りなかった同士が他に4人いた

分かるよその気持ち

体の芯からポカポカの状態で水風呂へ

延羽さん、ココまでは最高なんだよ

休憩スペースの選択肢が少なく再び畳スペースで寝転ぶことに

いろんなサウナに行くうちに休憩感覚が確実に狂って来ている

寝転べるだけありがたいと思わなくては

サウナと水風呂がいいぶんやっぱりととのえる

憎めないやつだぜ

あー気持ちいいなー

寝転びながら今日1日を振り返った

なかなか濃い1日だった

最後にサウナが入れて今日も幸せだ

サウナに入っていると優しい気持ちになる

世界中の人がサウナに入れば戦争はなくなるとよく言われるけど本当にそうだと思った

サウナ大国フィンランドが世界の幸福度ランキングでいつも上位にいるのも頷ける

隣に寝ていたおじさんが腹筋をし始めた

ととのいながら筋トレをする人は初めて見た

いろんな人がいて面白い

ととのい寄りのややとのい

実験の結果、バスタオル要らないことがわかった

世紀の大発見である

オロポがあるとポスターでみたが3階の岩盤浴スペースのみの販売らしい

わざわざそのためだけに行くのはめんどくさい

1階の食堂でも出せばいいのに

それと食堂が綺麗すぎるよ

ファミリー層を狙ってのことだろうからしょうがないんだが

個人的にはサウナ施設の庶民くさい食堂が好きだ

高級な厚紙みたいなメニュー表は要らないよ

ただクラフトビールがあったのは興味深い

飲み比べもできるらしく、サフレと来た時には試してみようと思う

鶴橋らしくチゲラーメンをいただいた

総評としては星3/5　★★★☆☆

サウナ、水風呂は満足だったが休憩スペースがもったいなかった！

次は岩盤浴も行ってみよう